今回ご紹介するのは、Anker(アンカー)の「Anker Nano Charger (45W, Display, スイングプラグ)」です。
充電状況をリアルタイムに表示するディスプレイ、電源プラグの向きを変えられるスイングプラグ、バッテリーにやさしい保護充電モードを搭載した充電器で、主にiPhoneやiPadユーザーにおすすめです。
どちらかというと「画面表示は必須ではないかな」と思っていた私ですが、実際に使ってみると思っていた以上に便利でした。充電器の購入を検討されている方は、ぜひ本製品をチェックしてみてください。
👍 おすすめポイント
- バッテリー残量やワット数がリアルタイムで見えるディスプレイ。
- スイングプラグでケーブルの方向をコントロールできる。
- 保護充電モードでバッテリーにやさしい充電ができる。
- Apple 20W USB-C電源アダプタと大きく変わらないコンパクトなサイズ。
- 3,990円でこの機能性はコスパが良い。
👎 気をつけたい点
- 充電ケーブルが付属しない。
- USB-Cポートが1つのみで2台同時充電はできない。
- 5A PPS非対応。Galaxy Ultra系の45Wフルスピード充電には向かない。
製品の仕様

| 製品名 | Anker Nano Charger (45W, Display, スイングプラグ) |
|---|---|
| 入力 | 100-240V~ 1.5A 50-60Hz |
| ポート構成 | USB-C × 1 |
| USB-C出力 | 最大45W 5V⎓3A / 9V⎓3A / 15V⎓3A / 20V⎓2.25A PPS:3A対応(5A非対応) |
| サイズ | 約40 × 36 × 36mm |
| 重量 | 約72g |
| ディスプレイ | 搭載(20種類以上のデザイン) |
| プラグ | スイングプラグ(90° + 180°) |
| メーカー保証 | 18か月(会員登録で+6か月) |
| 価格(税込) | 3,990円 |
Anker Nano Charger (45W, Display, スイングプラグ) は、2026年4月9日に発売されたAnkerの新しいUSB-C充電器です。価格は税込3,990円。カラーはブラックとホワイトの2色展開で、ブルーとオレンジは4月下旬に追加される予定です。
製品の外観とサイズ

パッケージ内容は充電器本体と取扱説明書となります。充電ケーブルは付属しません。

キューブ状の形状で、前面にディスプレイ、上面にUSB-Cポートとタッチボタンという配置です。タッチボタンは少し凹んでいて、手探りでも場所がわかるよう工夫されています。


折りたたみ式電源プラグは、2つの方向に変えられるユニークな構造です。これができる充電器はほとんどありません。まさにこれが「ならではの機能」です。

本体に詳しい仕様や各種マークが表示されています。

サイズ感としては、電源プラグを折りたためないApple 20W USB-C電源アダプタとほとんど変わりません。


このサイズ感で出力はApple 20W USB-C電源アダプタの倍以上。ディスプレイも搭載します。充電性能や機能性を考えると、非常にコンパクトな充電器に仕上がっています。

重量は実測で73.84gでした(公称は約72g)。コンパクトで軽量なので、持ち運びしやすい充電器をお探しの方にぴったりです。
充電状態がひと目でわかるディスプレイ
最近、充電状況を確認できるディスプレイ付きの充電器が増えてきましたよね。Anker Nano Charger (45W, Display, スイングプラグ)では、その充電状況の確認がさらに進化しています。

充電ワット数を確認できるだけでなく、機種名(接続時)とバッテリー残量がリアルタイムで表示されます。これは思っていた以上に便利。充電器側でバッテリーの状態がわかるので、いちいちスマホの画面を確認する必要がありません。
対応デバイスは以下のとおりです。
- iPhone 15 / 16 / 17シリーズ(17eは非対応。公式に記載はないが、16eもおそらく非対応)
- iPad Pro 11インチ(2020年以降)
- iPad Pro 12.9インチ(2020〜2022年)
- iPad Pro 13インチ(2024年)
- iPad Air 11 / 13インチ
- iPad mini(第6世代)
- iPad(第10世代 / 第11世代)
上記以外のデバイスではバッテリー残量を確認することはできません。ただ通常の急速充電や充電ワット数の表示は可能なので、非対応デバイスをお使いの方でもさほど気にならないかと思います。



このように、充電モードの変更、温度状態の表示、画面が消灯するまでの時間設定と表示を切り替えられます。表示切り替えや設定は上面のタッチボタンを操作することで行えます。
スイングプラグでケーブルの方向を変えられる
ディスプレイ付き充電器は他にもありますが、スイングプラグはこの充電器ならではの機能です。個人的には、ここがいちばんの差別化ポイントだと感じています。


電源プラグは90°と180°の2段階で角度を変えられる構造になっています。これにより、コンセントに対してケーブルが伸びる方向をコントロールできるのが最大のメリットです。
壁際のコンセント、家具の裏、デスクの下。充電器を使う場所は必ずしもアクセスしやすい場所とは限りません。スイングプラグなら、プラグの向きを調整してケーブルを正面方向と上下方向にも伸ばせます。
ただし、真横(左右)方向にはケーブルを伸ばせません。家具の裏側にコンセントがある場合はディスプレイも見えなくなってしまうので、「どのコンセントに挿して使用するか」は事前に確認しておいたほうが良いでしょう。
保護充電でバッテリーにやさしく充電できる
就寝時の充電に使いたい方には、保護充電モードが便利です。
保護充電モードでは、充電の出力を抑えることで発熱を低減し、接続デバイスのバッテリーへの負担を軽くしてくれます。バッテリーの寿命を延ばしたい方にはありがたい機能でしょう。

実際にiPhone 17を充電したところ、急速充電モードでは約28W、保護充電モードでは約19Wで充電されていました。出力が抑えられることでバッテリーにやさしく充電できますし、接続デバイスの発熱も抑えられます。
気になるポイントは?
トータルとしては3,990円でこの機能性は満足度が高いと感じましたが、気をつけたい点もいくつかあります。
まず、充電ケーブルが付属しないこと。同じ3,990円のAnker Nano Charger (45W) with USB-C & USB-C ケーブルには1.8mのケーブルが同梱されているので、ここは比較するとやや見劣りします。

「ディスプレイは必要ない」という方は、ケーブル付きでコスパが良く、さらにコンパクトなAnker Nano Charger (45W) with USB-C & USB-C ケーブルをチェックすると良いでしょう。
また、ポートはUSB-C × 1のみです。スマホとタブレットを同時に充電したい方には向きません。2台同時充電が必要なら、「Anker 523 Charger (Nano 3, 47W)」といった2ポートモデルを検討してみてください。
あと、他のAnker製充電器の中にはアプリでファームウェアをアップデートできるモデルもありますが、この充電器にアプリ連携の機能はありません。 接続デバイスの検知機能が将来の新しいiPhoneやiPadに対応するかは不明で、ここは少し気になるところです。
レビューまとめ
充電器にディスプレイは必須ではありません。なくても充電はできます。でも、あればやっぱり便利ですね。実際に使ってみて、率直にそう感じました。
特に「接続デバイスのバッテリー残量表示」は思っていた以上に実用的です。そしてスイングプラグも便利で、コンセント周りの取り回しがぐっと良くなります。就寝時の充電には保護充電モードも活躍してくれるでしょう。
3,990円(税込)でディスプレイ、スイングプラグ、保護充電モードが揃っているのは、コスパとして悪くないと感じました。「充電器に付加価値を求めるかどうか」が判断の分かれ目になるかと思います。