Noodlesoftが、Mac向けのファイル整理アプリ「Hazel」の20周年を記念したセールを開催しています。通常42米ドルのHazel 6が、35%オフの27.30米ドルで購入できます。
Hazelは、指定したフォルダを監視し、条件に合うファイルを移動したり、タグを付けたりしてくれるアプリ。2006年に登場し、今年で20周年を迎えました。
デスクトップに保存したPDFの仕分けや、ダウンロードフォルダの片付けなど、繰り返しの作業を効率化できる便利アプリです。整理したいファイルが個人情報などの機密情報を含む場合もあるかと思います。Hazelの「AIに頼らず、決めたルールで処理できる」点は、いま改めて注目したいところです。
Hazel 6が35%オフ。旧版からのアップグレードも対象
20周年記念セールは、Noodlesoft公式ストアの商品が対象です。9月7日確認時点の価格は以下のとおり。クーポンコードを入力しない状態で、割引価格が表示されています。
| ライセンス | 通常価格 | セール価格 |
|---|---|---|
| Hazel 6(シングルユーザー) | 42米ドル | 27.30米ドル |
| Hazel 6 Family Pack | 65米ドル | 42.25米ドル |
| 旧バージョンからHazel 6へのアップグレード | 20米ドル | 13米ドル |
シングルユーザーライセンスは、1人が最大2台のMacで利用できます。Family Packは同一世帯向けのライセンスで、最大5人または5台のうち、先に達した方が上限です。商用利用は対象外になります。
Hazel 6はサブスクリプションではなく買い切りで、このバージョンの更新は無償。現在の最新版であるHazel 6.1.2を使うには、macOS 13 Ventura以降が必要です。
セールの期限は、Noodlesoftの告知では現地時間9月7日夜まで。Noodlesoft公式ストアから購入できます。
PDFの仕分けやダウンロードフォルダの片付けに
Hazelでできることは多岐に渡ります。例えば、デスクトップにPDFが保存されたら「書類」フォルダへ移し、そのまま「プレビュー」で開く、というルールを自動化できます。
ダウンロードフォルダの片付けにも便利です。Macアプリの.dmgファイルのうち、100MBを超えるものをゴミ箱へ移す、といった条件も設定できます。

ファイルの中身を使った整理も可能です。本文に「earnings report」(決算報告)を含むWordファイルへ「Finances」というFinderタグを付けるルールも作れます。文書の名前だけでは中身を見分けにくい場合にも活用できます。
AIに毎回頼まず、決めたルールで処理できる
こうしたファイル整理は、利用者が決めた条件と処理の組み合わせで動きます。「どのファイルを、どう片付けるか」が決まっている作業なら、生成AIに判断を頼む必要はありません。
今回のセールを紹介するMacSparkyのDavid Sparks氏も、Hazelは生成AIを使わずに端末上で多くのファイル管理ができ、プライバシーを保てる点を評価しています。Hazelに備わる条件と処理で済む整理なら、ファイルの内容をクラウドのAIへ送らずに処理できます。
ただし、Hazelも通信機能を持つアプリです。利用者が設定するファイルのアップロードや、更新確認で通信します。外部のAIを呼び出すスクリプトやショートカットを組み合わせると、そのサービスの通信や利用料が別に発生する場合もあります。
興味深いのは、NoodlesoftがAI機能を試したうえで見送った経緯です。Hazel 6.1のベータ版にはAppleのモデルを使う小規模なAI機能があったものの、十分な信頼性が得られず、製品版から外されました。
Noodlesoftは今後もAI機能を再検討するとしていますが、口座番号などの機微情報を扱う用途が多いため、AIを使うなら端末上で処理することが必要だと説明しています。
Hazelは個人的に愛用しているアプリ。まさにダウンロードフォルダの片付けや領収書の整理、画像ファイルの整理などに活用しています。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
Source:Noodlesoft