今回ご紹介するのは、UGREEN(ユーグリーン)の紛失防止タグ「FineTrack Smart Finder」の充電式モデルです。
Apple「探す」に対応するスマートタグで、電源はUSB-C充電式。価格は1個2,499円からで、AirTag(第2世代)の4,980円と比べると半額以下です。
コスパ重視で紛失防止タグを探している方や、初めてのスマートタグを検討している方にぴったりな製品。気になる方はぜひチェックしてみてください!
👍 おすすめポイント
- Apple「探す」対応で、AirTagとほぼ同じ機能が使える。
- USB-C充電式で電池交換が不要。
- 音量はAirTag(第2世代)並み。大音量で探しやすい。
- AirTagの半額以下。複数買いでさらにコスパが上がる。
👎 気をつけたい点
- 「正確な場所を見つける」(Precision Finding)には非対応。
- 防水等級やサイズなど、公開スペックがAirTagに比べて少ない。
製品の仕様

| 製品名 | UGREEN FineTrack Smart Finder(充電式) |
|---|---|
| 型番 | CM919 |
| 認証 | Apple Find My |
| 電源 | USB-C充電式(リチウムポリマー電池内蔵) |
| バッテリー駆動 | 最長12か月 |
| 充電時間 | 約2時間 |
| バッテリー残量確認 | 「探す」アプリで確認可 |
| スピーカー音量 | 最大80dB(公称) |
| 対応OS | iOS 14.5以降/iPadOS 14.5以降/macOS 12.5以降(位置確認のみ) |
| 同梱物 | USB-Cポートカバー(予備含む)、ストラップ、充電ケーブル、カスタム用ステッカー |
Appleの「探す」ネットワークに対応し、セットアップや普段の管理はiPhone/iPadの「探す」アプリで行います。Androidデバイスには非対応ですので注意してください。
「1個」「2個セット」「4個セット」が用意されており、1個よりも2個、2個よりも4個のほうがお得です。
| 個数 | UGREEN(充電式) | AirTag(第2世代) |
|---|---|---|
| 1個 | 2,499円 | 4,980円 |
| 2個 | 3,499円 (1個あたり1,750円) | ─ |
| 4個 | 5,014円 (1個あたり1,254円) | 16,980円 (1個あたり4,245円) |
UGREEN製品はAmazonのタイムセール対象となることが多いので、「少しでも安く」という方はタイムセールを狙うのがおすすめです。
製品の外観とサイズ
私は2個セットを購入しました。

パッケージ開封して感じたのは、付属品の手厚さ。USB-Cポートのカバー(予備を含む)、ストラップ、充電ケーブル、カスタム用ステッカーと一通り揃っています。かなり親切な印象です。

本体はキーホルダーサイズで、鍵やバッグに付けやすい形状。AirTagよりひと回り大きいですが、サイズ感としてはほぼ変わりません。

USB-Cポートにはカバーが付いており、日常使いでのホコリの侵入を防いでくれます。予備カバーまで付いてくるのは地味にありがたいですね。

本体にはLED付きボタンが搭載されています。「探す」アプリから音を鳴らすと、音とともにLEDが点滅。光量はさほどありませんが、暗い場所でも見つけやすいですね。
Apple「探す」対応で何ができる?
UGREEN FineTrack Smart Finderは、Appleの「探す」ネットワークに対応しています。スマートタグが初めてという方もいると思うので、Apple「探す」でできることを整理しておきます。
- 音を鳴らして探す
「探す」アプリから操作すると、タグのスピーカーが鳴る。「どこに置いたっけ?」がなくなる。 - 地図で場所を確認
タグの位置を地図上で確認できる。10億台以上のApple端末が作るネットワークを活用して、離れた場所にあるタグも追跡可能。 - 置き忘れ通知
タグを置き忘れて離れると、iPhoneに通知が届く。 - 最大5人と共有
家族やパートナーとタグの位置情報を共有できる。
AirTagと同じApple「探す」ネットワークに乗っかれることが、UGREEN FineTrack Smart Finderの最大の強みです。
| 機能 | UGREEN FineTrack | AirTag |
|---|---|---|
| 音を鳴らして探す | ○ | ○ |
| 地図で場所を確認 | ○ | ○ |
| 置き忘れ通知 | ○ | ○ |
| 最大5人と共有 | ○ | ○ |
| 「正確な場所を見つける」 | ✕ | ○※ |
※日本ではAirTag(第2世代)のUWB拡張機能に規制による制限あり。
見てのとおり、実質的な違いは「正確な場所を見つける」だけです。これは、UWBを使ってiPhoneの画面に矢印を表示し、タグの方向を案内してくれる機能のこと。

私はAirTagヘビーユーザーですが、正直なところ、本機能の出番はほとんどありません。音を鳴らしてしまえば、だいたい探しものは見つかるからです。
AirTag(第2世代)では、「正確な場所を見つける」機能で探せる範囲が広がりましたが、残念ながら、日本では規制の関係で恩恵を受けられません。
使用頻度が高くなく、かつAirTag(第2世代)の進化ポイントの恩恵をフルに受けられないことを考えると、実用面での差は大きくないという印象です。
ちなみに、UGREEN FineTrack Smart Finderのセットアップは「探す」アプリでかんたんに行えます。1分もかからず完了です。
- UGREEN FineTrack Smart Finderのボタンを2秒長押し
- 「探す」アプリの「持ち物を探す」>「+」>「その他の持ち物」と進む
- 自動的に検知するので、「接続」をタップ
- 持ち物の名称と絵文字を選択してセットアップ完了

音量はAirTag(第2世代)と同等
AirTag(第2世代)では、第1世代と比較して音量が50%向上し、探しものをより見つけやすくなりました。スマートタグはバッグの奥まったところに収納することもあるので、音量は大事です。
そこでApple Watchの「ノイズ」アプリを使って、3つの音量を簡易計測してみました。
- AirTag(第2世代):最大84dB
- UGREEN FineTrack:最大81dB
- AirTag(第1世代):最大71dB
このように、AirTag(第2世代)とUGREEN FineTrack Smart Finderの音量はほぼ同等です。体感的にも差を感じられません。

ちなみに、dBは対数のスケール。数字の差以上に体感が違います。81dBと71dBの差(10dB)は、エネルギー量で約10倍、体感の音の大きさでは約2倍です。
引き出しの中、バッグの底、ソファのクッションの間。これだけの音量があれば、家の中で見つからないことはまずないでしょう。
充電式だから電池交換の手間がない
AirTagはCR2032のコイン型電池で動きます。電池寿命は公称約1年ですが、頻繁に音を鳴らす使い方だと、1年経たないうちに電池が切れることも。
CR2032のコイン型電池はコンビニにも売られていて、入手に困ることはありません。それでも、いざ交換しようとすると手元にない、ということが結構あります。
一方で、UGREEN FineTrack Smart FinderはUSB-C充電式。普段使っているiPhoneの充電器で充電できます。約2時間でフル充電でき、最長12か月持ちます。

音を頻繁に鳴らす使い方でバッテリーの減りが早くなっても、USB-Cならすぐに充電でき便利ですね。コイン型電池を用意する必要もなく経済的です。
バッテリー残量は、AirTagと同じように「探す」アプリで確認できます。

気になるポイントは?
まず、「正確な場所を見つける」に対応していないこと。UWBチップを搭載していないため、iPhoneの画面に矢印が表示される機能は使えません。
ただし、日本ではAirTag(第2世代)のUWB拡張機能が制限されています。検出範囲の拡大やApple Watchでの精密検索など、AirTag(第2世代)の目玉だった機能が軒並み使えません。
この状況を踏まえると、先にも書いたようにAirTag(第2世代)とUGREEN FineTrack Smart Finderの実用面での差は大きくありません。
レビューまとめ
UGREEN FineTrack Smart Finderは、Apple「探す」ネットワーク対応・USB-C充電・大音量を、AirTag(第2世代)の半額以下で実現したスマートタグです。
AirTagに対して明確に劣ると感じる場面はほぼありません。「正確な場所を見つける」機能は使えないものの、音を鳴らせばだいたい見つかるので、個人的には問題なし。トータルの感想としては、「この価格で、ここまでできれば十分すぎる」というのが正直なところ。ぜひチェックしていただければと思います。
最後に、UGREEN FineTrack Smart Finderが向いている人・向いていない人をまとめておきます。
➡️ 向いている人
- コスパ重視で、複数の持ち物にスマートタグを付けたい人。
- 電池交換が面倒で、充電式に魅力を感じる人。
- 音で探せれば十分な人。
- 初めてのスマートタグとして、手頃な価格で始めたい人。
➡️ 向いていない人
- 「正確な場所を見つける」機能を使用したい人。