今回ご紹介するのは、UGREEN(ユーグリーン)のモバイルバッテリーです。25,000mAhの超大容量 バッテリーに加え、2本のUSB-Cケーブルを内蔵。USB PD 3.1に対応し、単ポートで140W・合計最大165Wの高出力を実現します。
ノートPCを外出先で充電したい人、複数デバイスをまとめて急速充電したい人、内蔵USB-Cケーブルに魅力を感じる人なら、本製品がそれらのニーズをカバーしてくれます。大容量・高出力モバイルバッテリーをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください!
製品の仕様

本製品の主なスペックは以下のとおりです。
| 製品名 | UGREEN 25,000mAhモバイルバッテリー 165W |
|---|---|
| 型番 | PB552 |
| バッテリー容量 | 25,000mAh(90Wh) |
| ポート構成 | USB-C × 3(うち内蔵ケーブル2本) USB-A × 1 |
| USB-C入力 | 内蔵USB-Cケーブル1:最大90W 内蔵USB-Cケーブル2:最大65W USB-Cポート:最大65W |
| USB-C出力 | 内蔵USB-Cケーブル1:最大140W 内蔵USB-Cケーブル2:最大65W USB-Cポート:最大65W |
| USB-A出力 | 最大22.5W |
| 合計出力 | 最大165W |
| 対応急速充電規格 | USB PD 3.1、PPS、QC、SCP、AFC、FCP、UFCS |
| サイズ | 約169 × 80.7 × 26.7mm |
| 内蔵USB-Cケーブル長 | 約16cm(2本とも) |
| 重量 | 約549g |
| ディスプレイ | OLED(残量1%単位表示) |
| パッケージ内容 | 本体、USB-Cケーブル、取扱説明書 |
| メーカー保証 | 24か月 |
| 参考価格(税込) | 15,580円(セール時は約10,000円前後) |
バッテリー容量は25,000mAh(90Wh)と100Wh以下となるため、手荷物として飛行機内への持ち込みが可能です。出張や旅行などで飛行機に乗る方も選びやすいでしょう。
ただし、2026年4月以降、飛行機内への持ち込みはできても、機内での使用は禁止される見込みです。ちょうどルールが変わるタイミングですので、搭乗前に最新情報や航空会社の規定を確認しておいてください。
製品の外観とサイズ

本体カラーはスペースグレーの1色展開。外装にはプラスチック素材が使われており、高級感があるとまでは言えないものの、安っぽさは感じません。

サイズは約169 × 80.7 × 26.7mmで、超大容量ということもあり、そこそこの大きさです。重量は約549gと、500mlペットボトル1本よりやや重い程度。正直、「デカ重いモバイルバッテリー」ではあるものの、25,000mAh・140W出力としては妥当なサイズと重さかと思います。

内蔵USB-Cケーブルはストラップ型のものが1本、本体側面の溝に沿って巻き付けられている1本の合計2本(どちらも長さは約16cm)あります。

本体上部にはUSB-CポートとUSB-Aポートが並んでいます。内蔵USB-Cケーブルだけでなく、手持ちのケーブルも使用できます。

側面にはOLEDディスプレイと多機能ボタンを搭載。ボタンを1回押すとディスプレイにバッテリー残量が1%単位で表示されます。充電状況をワット数で確認できる製品もありますが、実用上は正確なバッテリー残量を確認できれば十分です。
内蔵USB-Cケーブル2本で荷物を減らせる

内蔵USB-Cケーブルは最近のトレンドでもありますが、ケーブルを持ち運ばなくていいのはやはり便利です。まず荷物を減らせますし、抜き挿しの手間や絡まりといったストレスがないため快適です。

内蔵USB-Cケーブルはストラップ型と本体側面に配置された合計2本で構成されますが、それぞれ充電性能が異なります。140W出力(90W入力)に対応するのはストラップ型のほう。ノートPCといった大型デバイスを充電する場合はこっちを使います。

もう1本の内蔵USB-Cケーブルは65W出力(65W入力)となります。スマホやタブレットなら十分な出力ですし、MacBook AirなどのモバイルノートPCなら65Wで足りる場合もあります。
内蔵USB-Cケーブルの長さは各約16cmと長くありません。離れた場所に置くことはできず、基本的には重ねたり近くに置いて使うスタイルになります。据え置きの充電器とは違い、モバイルバッテリーは動かせるので、短いことで困ることはほぼないでしょう。
UGREEN公式によると、内蔵USB-Cケーブルは25,000回の巻き取りと10,000回の屈曲に耐えるとのこと。編み込み式で見るからに頑丈そうではありますが、万が一断線しても内蔵ケーブルの交換はできません。この点だけは頭に入れておきたいところです。
単ポート140Wの高出力
ストラップ型の内蔵USB-CケーブルはUSB PD 3.1に対応しており、単ポートで最大140W出力が可能です。16インチMacBook Proといった大型デバイスも、高速に充電できます。

14インチMacBook Proに接続してみると、実測で約88Wで充電できていました。14インチMacBook Proは140W充電に対応しておらず、最大96Wが最速です。
ただし、もう1本の内蔵USB-Cケーブルは最大65W出力となる点には注意してください。最大140W出力に対応するのはストラップ型の内蔵USB-Cケーブルのみです。
合計最大165Wで複数デバイスを同時充電
内蔵USB-Cケーブル2本に加えて、本体上部のUSB-CポートとUSB-Aポートを合わせると、最大4台のデバイスを同時に充電できます。合計出力は最大165Wと超パワフルです。

たとえば私の場合、14インチMacBook Pro、13インチiPad Pro、iPhone Airの3台を持ち歩くことが多いのですが、本製品なら1台でこの3台をまとめてカバーできます。持ち運ぶUSB-Cケーブルも本来の3本から1本に減り、出先での充電に大活躍してくれます。
複数ポートを同時に使う場合は、以下のように出力が分配されます。
| 使用ポート数 | 内蔵USB-C1 (ストラップ型) | 内蔵USB-C2 (本体側面) | USB-Cポート | USB-Aポート |
|---|---|---|---|---|
| 1ポート | 140W | – | – | – |
| – | 65W | – | – | |
| – | – | 65W | – | |
| – | – | – | 22.5W | |
| 2ポート | 100W | – | 65W | – |
| 100W | 65W | – | – | |
| 100W | – | – | 22.5W | |
| 65W | 65W | – | – | |
| – | – | 65W | 22.5W | |
| – | – | 10W | 10W | |
| 3ポート | 60W | 60W | 45W | – |
| 140W | 10W | – | 10W | |
| 65W | 65W | – | 22.5W | |
| – | 65W | 10W | 10W | |
| 4ポート | 65W | 65W | 10W | 10W |
3台同時充電した場合を見ると、60W + 60W + 45Wの合計165Wに配分されます。60Wなら14インチMacBook Proも十分な速度で充電可能です。使用するUSB-Cによって充電性能や配分が異なり、少しややこしいですが、「ストラップ型の内蔵USB-Cケーブルを優先的に使う」と覚えておけばOKでしょう。
本製品はパススルー充電にも対応し、バッテリー本体を充電しながら、接続したデバイスへの給電も同時に行えます。パススルー充電時はデバイスへの給電が優先される仕組みです。
さらに、電源ボタンの3秒長押しで低電流モードに切り替えられます。AirPodsやApple Watchのような消費電力が小さいデバイスを充電する際に便利な機能で、微小な電流でも出力を維持し、最後までしっかり充電してくれます。
気になるポイント
超大容量で高い充電性能を備え、内蔵USB-Cケーブル搭載で使い勝手も良いモバイルバッテリーですが、気になる点がいくつかあります。
まずは、やはりサイズと重量ですね。25,000mAhの大容量と165W出力を考えれば妥当な重さではあるものの、毎日カバンに入れて持ち歩くとなると、気になる方もいるかと思います。
ここまでのバッテリー容量・充電性能が必要なければ、携帯性を重視して20,000mAhクラス・100W出力クラスのモバイルバッテリーをチェックするのもありです。

内蔵USB-Cケーブルはありませんが、サイズが約139 × 80 × 26mm、重量が約420gと、本製品よりひと回りコンパクト・軽量で持ち運びやすくなります。
あと気になったのは、内蔵USB-Cケーブルによって充電性能が異なること。最大140W出力が可能なのは、ストラップ型の内蔵USB-Cケーブルのみで、もう1本のケーブルとUSB-Cポートは最大65W出力です。
複数デバイスを同時充電する際の振り分けパターンも多く、慣れないうちはどのデバイスをどこに接続するべきか迷うかもしれません。もうちょっとシンプルな仕様にしてほしかったな、というのが率直な感想です。
レビューまとめ
UGREEN 25,000mAhモバイルバッテリー 165Wは、「大容量・高出力・ケーブル内蔵」を1台にまとめた完成度の高いモバイルバッテリーだと感じました。
USB-Cケーブル2本内蔵で別途ケーブルを持ち歩く必要がなく、USB PD 3.1対応の140W出力で16インチMacBook Proまでしっかり充電できます。4ポート合計165Wで複数デバイスの同時充電にも対応し、90Whで飛行機への持ち込みもOKです。15,580円という価格(Amazonセール時は約10,000円前後)を考えると、コストパフォーマンスは非常に高いです。
サイズが大きく重量もあることやUSB-Cによって充電性能が異なるといったデメリットもありますが、これは本製品に限ったことではありません。それらのデメリットを差し引いても、この価格帯でこれほどのスペックのモバイルバッテリーを選べるコスパの良さは、さすがUGREENといったところでしょう。
最後に「おすすめポイント」と「気をつけたい点」をまとめておきましょう。
👍 おすすめポイント
- USB-Cケーブル2本内蔵でケーブルの持ち歩きが不要
- 単ポート140W出力で16インチMacBook Proも高速充電
- 4ポート合計165Wで最大4台同時充電
- 90Whで飛行機に持ち込みできる
- セール時は約10,000円前後のコスパ
👎 気をつけたい点
- 重量約549gで軽さ重視の方にはやや重い
- 最大140W出力なのは2本の内蔵USB-Cケーブルのうち1本のみ
- 内蔵USB-Cケーブルは交換不可
- 内蔵USB-Cケーブルの長さが約16cmと短め
ノートPCなどの大型デバイスを充電したい方で、荷物を減らしたい方におすすめできる1台です。ぜひチェックしてみてください。
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