今回ご紹介するのは、Anker(アンカー)の「Anker Prime Charging Base (150W, 3 Ports)」です。
Anker Primeシリーズのモバイルバッテリー専用に設計された充電ベースで、ケーブルを使わず置くだけで最大150Wの急速充電ができます。USB-C × 2とUSB-A × 1も搭載しているので、据え置き型充電器としてもしっかり活躍してくれる1台です。
Anker Primeシリーズのモバイルバッテリーをお持ちの方、デスクまわりの充電環境をすっきりさせたい方は、ぜひチェックしてみてください。
👍 おすすめポイント
- 置くだけで最大150Wの急速充電。ケーブル不要。
- モバイルバッテリーなしでも3ポート充電器として活躍。USB-C1は140W対応。
- アプリでリアルタイム監視ができる。
- コンパクトで高級感のあるマットブラックデザイン。
👎 気をつけたい点
- USB-C2 + USB-A同時使用で合計15Wに制限される。
- ポゴピンはAnker Primeシリーズ専用。汎用性はない。
- 前モデルから約2倍の価格(12,990円)。
製品の仕様

今回ご紹介するAnker Prime Charging Base (150W, 3 Ports)は、Anker Primeシリーズのモバイルバッテリー向け充電ベースとして2世代目。
前モデルの「Anker Charging Base (100W)」からは、充電性能・機能ともにアップしています。
| 製品名 | Anker Prime Charging Base (150W, 3 Ports) | Anker Charging Base (100W) |
|---|---|---|
| ポゴピン出力 | 最大150W | 最大100W |
| USB-C1 | 最大140W(PD 3.1 EPR) | 最大100W(PD 3.0) |
| USB-C2 | 最大100W | 最大30W |
| USB-A | 最大22.5W | 最大22.5W |
| 合計出力 | 最大150W | 最大100W |
| サイズ | 約103 × 103 × 23 mm | 約85 × 78 × 27 mm |
| 重量 | 約350 g | 約320 g |
| パススルー充電 | 対応 | 非対応 |
| アプリ連携 | Bluetooth+Wi-Fi | なし |
| 価格(税込) | ¥12,990 | ¥6,990 |
旧モデルのAnker Charging Base (100W)はAnker公式・Amazonともに販売終了しているようです。これから購入するなら新モデル一択になります。
出力は全ポートで底上げされ、アプリ連携やパススルー充電といった新機能が加わりました。価格は上がってしまいましたが、充電性能や機能の差を見れば納得の進化です。
本製品のポゴピン充電に対応するAnker Primeモバイルバッテリーは、以下の5製品です。
| モデル名 | ポゴピン最大入力 | 80%までの充電時間 |
|---|---|---|
| Anker Prime Power Bank (12000mAh, 130W) | 65W | 約28分 |
| Anker Prime Power Bank (20000mAh, 200W) | 100W | 約48分 |
| Anker Prime Power Bank (20100mAh, 220W) | 100W | 約47分 |
| Anker Prime Power Bank (27650mAh, 250W) | 100W | 約40分 |
| Anker Prime Power Bank (26250mAh, 300W) | 150W | 約33分 |
充電時間はAnkerの公称値です。
ここで押さえておきたいのが、150Wで充電できるのは「Anker Prime Power Bank (26250mAh, 300W)」だけという点です。それ以外のモデルでは65〜100Wとなる点には注意してください。
製品の外観とサイズ
充電ベース本体はマットブラック仕上げで、指紋や皮脂がつきにくい素材が使われています。

サイズは約103 × 103 × 23mm、重量は約350g。手のひらに収まる正方形の薄型デザインです。
Ankerは「Mac mini(M4)より小さい」とうたっていますが、前モデル(約85 × 78 × 27 mm)と比べるとひとまわり大きくなっています。とはいえ、150Wの出力を考えればコンパクトにまとまっている印象です。

側面にはテクスチャ加工が施されていて、デザインのアクセントになりつつ、滑り止めとしても機能しています。

上面にはポゴピンコネクタが配置されていて、内部に磁石が組み込まれています。対応するモバイルバッテリーを近づけると、磁力で自動的に位置が合って吸着する仕組みです。

モバイルバッテリーを持ち上げると、磁力により充電ベースも少し浮いてしまいます。気になる方は、付属の滑り止め用ジェルシールを活用しましょう。

USB-C1、USB-C2、USB-Aの3ポートは本体側面の1箇所にまとまっています。反対側にはACケーブルの接続口。物理ボタンが1つあり、正面LEDのON/OFFに使います。

電源ケーブルを接続して通電させると、充電ベース正面の青いLEDが点灯します。ボタンひとつ、またはAnkerアプリからOFFにできるので、就寝時に光が気になる方も安心かと思います。

置くだけで最大150Wの急速充電
この充電ベースの最大の魅力は、ケーブルなしで置くだけで急速充電が始まること。

使い方はシンプルです。対応するAnker Primeモバイルバッテリーを本体の上に近づけるだけ。磁石で自動的に位置が合い、ポゴピンが接触して充電がスタートします。
スマホのワイヤレス充電を日頃から活用されている方なら共感していただけるかと思いますが、ケーブルの抜き挿しの手間がないのは楽チンです。
Anker Prime Power Bank (26250mAh, 300W)との組み合わせなら、ポゴピンで150W充電が可能。50%まで約21分、フル充電でも約47分。朝の準備をしている間に、超大容量モバイルバッテリーをフル充電できちゃいます。

Anker Prime Power Bank (26250mAh, 300W)以外では最大100Wで充電されることになりますが、100Wでも十分高速です。Anker Prime Power Bank (20100mAh, 220W)の場合、約25分で50%まで充電可能です。
据え置き充電器としてもしっかり使える
ポゴピン充電が主役の製品ですが、モバイルバッテリーを載せていないときでも据え置き充電器として十分な充電性能があります。
USB-C1は最大140Wで、16インチMacBook Proのフルスピード充電にも対応。USB-C2も最大100Wあるので、ノートPCを含めてたいていのデバイスをカバーできます。

ノートPC + スマホ/タブレットの同時充電なら、150Wで十分カバーできますね。モバイルバッテリーの充電ベースとしてだけでなく、「コンパクトな据え置き型充電器」として活躍してくれます。
アプリでリアルタイム監視・カスタム設定
Ankerアプリ(iOS/Android対応)をインストールしてBluetoothでペアリングすれば、充電ベースの各ポートの状態をスマホからリアルタイムで確認できます。Wi-Fi接続にも対応していますが、2.4GHzのみで5GHzには非対応です。

各ポートの電力・電流・電圧のリアルタイム表示に加え、充電カーブの確認や、使用中の充電プロトコル(PD/SCP/FCP)の表示にも対応しています。「いま何ワットで充電されているか」が一目で分かるのは、ケーブルやアダプタの相性問題に気づきやすいという点でも地味に助かります。
気になるポイントは?
トータルとして「お高めな価格以外は十分満足」という感想ですが、注意しておきたい点もあります。
まず、USB-C2とUSB-Aを同時に使うと合計15Wに制限されるのは見落としやすいポイントです。この2つのポートは内部で同じ回路を共有しており、同時に使うとそれぞれ7.5W程度の出力にしかなりません。モバイルバッテリーを充電しつつ、USB-C2とUSB-Aでスマホとイヤホンを急速充電……というのは難しいところ。
ポゴピンはAnker Primeシリーズ専用です。他社のモバイルバッテリーやデバイスには使えません。ポゴピン機能を抜きにすると「USB 3ポート・合計150Wの充電器」ということになりますが、同じ価格帯にはポート数も出力も上の製品がいくつもあります。
もう1つ、バッテリーを外すときにベースごと持ち上がってしまうことがあります。前モデルのレビューでも「磁力が強く、バッテリーを持ち上げるとベースが付いてくる」という声が複数見られました。付属のジェルシールを使えば解決するのですが、充電ベースを移動させる可能性があるなどで使いにくいこともあります。
ただ、これにはコツがあって、モバイルバッテリーを少し傾けてから持ち上げることで充電ベースが浮き上がることなくスムーズに取り外せます。慣れればなんてことはないので、大きなデメリットではありません。
レビューまとめ
Anker Prime Charging Base (150W, 3 Ports)は、Anker Primeシリーズのモバイルバッテリーをより便利にしてくれる専用充電ベースです。
「置くだけ充電」の手軽さは、一度慣れるとケーブル充電に戻れなくなります。充電性能アップやアプリ連携といった新機能も加わり、デスクまわりの充電環境をこれ1台に集約できます。興味のある方はぜひチェックしてみてください!
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