iPhoneを充電できる充電器はたくさん販売されていますが、選択肢がありすぎて「結局どれを買えばいいの?」と迷う方は多いのではないでしょうか。一口に充電器といっても様々なタイプがあります。
この記事では、iPhoneをお使いの方に向けて、有線/ワイヤレス充電の両方をカバーしながら、「失敗しない充電器の選び方」と「充電器のおすすめ」をご紹介します。お探しの方はぜひチェックしてみてください。
iPhone充電器の選び方(ポイントは5つ)
ここでは充電器選びに迷わないためのポイントを5つに絞って解説します。これらのポイントを押さえておけば、「自分にはどのような充電器が合っているか」がわかります。
1. 出力ワット数の目安
その充電器が対応する「出力ワット数」を見ることで充電性能がわかります。iPhoneの場合、18〜40Wの出力で急速充電できますが、機種によって若干仕様が異なります。
- iPhone 17シリーズ(17eを除く)
- 40W以上:20分で最大50%充電
- iPhone Air/17e/12〜16シリーズ/SE(第3世代)
- 20W以上:30分で最大50%充電
- iPhone 8〜11シリーズ/X/XS/XR/SE(第2世代)
- 18W以上:30分で最大50%充電
iPhone 8〜11シリーズやSE(第2世代)をお使いで、すでに18W以上の充電器をお持ちなら、買い替えは不要です。そのままで高速充電できます。これから新しく買うなら、対応機種の幅が広い20W以上を選んでおくと安心でしょう。
iPhone 17シリーズの場合、最速で充電するなら40W以上の出力に対応する充電器が必要です。


ただ、私が確認した限りでは、40W充電時と30W充電時で実測の充電ワット数に大きな違いは見られませんでした。最速にこだわらなければ「30W以上の出力に対応する充電器」で十分高速に充電可能です。
また、40Wを大きく超える充電器を使っても、iPhone単体の充電速度はほとんど変わりません。といっても65Wや100Wといった高出力充電器にも以下のようなメリットがあります。
iPhoneの急速充電に必要なワット数や仕組みについては、「iPhoneを急速充電する方法を解説」で詳しく解説しています。
2. USBポートの数と合計出力
iPhone1台のみの充電であれば1ポートで足りますが、「iPhoneとiPadを同時に充電したい」なら複数ポート搭載充電器が便利です。
- 1ポート:小さい、軽い、比較的安価なものが多い
- 2ポート:iPhone + もう1台を同時充電できる
- 3ポート以上:一度にたくさんのデバイスを充電できる
ただし、複数ポート充電器は同時充電時に「1ポートあたりの出力が下がる」のが基本です。たとえば単ポートでは最大70Wでも、2台同時では45W + 22.5Wや60W + 5Wといった配分に切り替わる製品があります。

チェックするのは合計の出力ではなく、製品ページの「単ポート時:最大◯W」「2ポート時:◯W + ◯W」という配分表です。「iPhoneとどのデバイスを同時充電するか」「それぞれを充電するのに何ワットくらい必要か」を確認しておきましょう。
3. 充電器の4つのタイプ
充電器には大きく4つのタイプがあり、「どこでどう使うか」で最適解が変わります。
- 壁挿しタイプ(ウォールチャージャー)
- 定番のタイプ。コンセントに直挿しするタイプで、家でも外でも使いやすい。
- 据え置きタイプ
- 電源ケーブル付きの充電器。コンセントから離れた場所に設置できる。複数ポート搭載・高出力な製品が多い。
- ケーブル内蔵タイプ(巻き取り/一体型)
- 充電器本体に充電ケーブルが付いているタイプ。充電ケーブルの持ち運びが不要で便利。
- 充電器一体型モバイルバッテリー
- 充電器とモバイルバッテリーが一体となったタイプ。コンセントがない場所でも使える。
どんな環境でも使いやすいのは「壁挿しタイプ」です。普段使いから持ち運びまで対応でき、守備範囲としてはこのタイプがもっとも広いです。基本は壁挿しタイプを選んでおけば間違いないでしょう。
デスクの上に設置するなら、電源ケーブル付きの「据え置きタイプ」も選択肢です。コンセントから離れた場所に置けるのが強みです。
充電器を購入する際は、「どこでどういう使い方をするか」をイメージしておくと失敗しにくくなります。なお、モバイルバッテリーを主体に選びたい方は「iPhoneにおすすめのモバイルバッテリー」を参考にしてみてください。
4. ワイヤレス充電の基本
充電速度を重視するなら有線がベストですが、利便性ではワイヤレスに軍配が上がります。iPhoneの一部機種が「Qi2 25W」に対応したことで、充電速度も有線に迫ってきました。
ただ、ワイヤレス充電規格にはいくつか種類があり、iPhoneの機種によっても事情が異なるためややこしく感じる方も多いでしょう。そこで機種別・規格別に表にまとめました。
| 機種 | MagSafe/ Qi2 25W (マグネット対応) | MagSafe/ Qi2 15W (マグネット対応) | Qi (マグネット非対応) |
|---|---|---|---|
| iPhone 16〜17 | 最大25W (30分で50%) | 最大15W | 最大7.5W |
| iPhone Air | 最大20W (30分で50%) | 最大15W | 最大7.5W |
| iPhone 17e iPhone 12〜15 | 最大15W | 最大15W | 最大7.5W |
| iPhone 8〜11シリーズ/X/XS/XR iPhone 16e iPhone SE(第2世代以降) | 最大7.5W (マグネット非対応) | 最大7.5W (マグネット非対応) | 最大7.5W |
iPhone 16〜17向けにワイヤレス充電器を選ぶなら、MagSafe/Qi2 25W対応製品がいいでしょう。最大25Wと高速に充電でき、30分で50%充電と有線に迫る速度を実現できます。
iPhone 12〜15のMagSafe/Qi2の上限は15Wです。基本はQi2 15W対応ワイヤレス充電器でOKですが、将来のiPhone買い替えを見越してQi2 25W対応ワイヤレス充電器を選ぶのもありです。
もう1つ注意したいのは、Qi2 25Wの速度は、給電するUSB-C充電器の条件がそろって初めて出ることです。

必要なワット数は製品ごとに違い、たとえばApple MagSafe充電器の条件は「30W以上かつ15V/2A対応」です。充電器が同梱される製品と別売の製品があるので、別売のモデルを選ぶなら、USB-C充電器の分の予算も見込んでおく必要があります。
5. サイズ、重量、安全性
サイズや重量、安全性も押さえておきたいポイントです。
持ち運ぶならコンパクトで軽量、折りたたみ式電源プラグの充電器が便利です。一般的にサイズと重量は、搭載ポート数の多さと出力の高さに比例して大きくなります。iPhoneの場合、持ち運ぶなら1〜2ポート、20〜30Wクラスの充電器がいいでしょう。
また、充電器はできるだけ「有名どころのメーカー」の製品を選ぶようにしてください。
- 特に充電器は安全性が重要なアクセサリ。
- 多くのユーザーに選ばれてきた実績がある。
- 有名メーカーの製品なら各種安全機能が搭載され、責任の所在も明確。
国内で販売される充電器には「PSEマーク」の表示が義務付けられていますが、PSEマークがあれば絶対的に安心とは言えません。PSEマークとあわせて表示される事業者名を確認したうえで、保証の年数やサポート窓口をきちんと公開しているメーカーを選ぶのが安心です。
純正とサードパーティ製で迷っている方は、「iPhoneの充電器は純正のほうがいい?」も参考にしてみてください。
【有線】iPhone充電器おすすめ
まずは有線のおすすめ充電器からご紹介していきましょう。以下に当てはまるなら有線が向いています。
Apple 20W USB-C電源アダプタ

👍 おすすめポイント
- 信頼性の高いApple純正充電器
- 最大20Wの十分な出力
- 入手性が高い(Apple公式・Amazon・コンビニ・家電量販店など)
👎 気をつけたい点
- 20Wクラスの他の充電器と比較するとやや大きめ
- 電源プラグを折りたためない
- 1ポートのみ
iPhone向けには定番の純正充電器で、iPadなど一部のApple製品に付属している充電器と同じものです。「やっぱり純正が安心だ」という人はこれを選べば間違いありません。
ただし、電源プラグを折りたためる構造ではないので持ち運びしにくい面もあります。基本的には自宅や職場用に置いておく使い方が向いているでしょう。
| 製品名 | Apple 20W USB-C電源アダプタ |
|---|---|
| ポート構成 | USB-C × 1 |
| 最大出力 | 20W |
| サイズ | 約57.6 × 42.3 × 27.3 mm(筆者調べ/プラグ込み) |
| 重量 | 約58 g(筆者調べ) |
| 特徴・おすすめ用途 | 純正で揃えたい/持ち運ばず自宅や職場用として |
Anker Nano Charger (20W)

👍 おすすめポイント
- コンパクト・軽量で持ち運びしやすい
- 最大20Wの十分な出力
- お手頃な価格
👎 気をつけたい点
- 電源プラグを折りたためない
- 1ポートのみ
とにかく小さくて軽い20Wクラスの定番です。電源プラグは折りたためませんが、それを差し引いてもコンパクトで軽量。持ち運びにも対応できます。またお手頃な価格であることもポイントです。
なお、以前は「Anker 511 Charger (Nano Pro)」の名前で販売されていた製品で、現在は「Anker Nano Charger (20W)」に改名されています。
| 製品名 | Anker Nano Charger (20W) |
|---|---|
| ポート構成 | USB-C × 1 |
| 最大出力 | 20W |
| サイズ | 約30 × 30 × 30 mm(プラグ除く) |
| 重量 | 約34 g |
| 特徴・おすすめ用途 | 価格重視/コンパクト/普段使いから持ち運びまで |
Anker 511 Charger (Nano 3, 30W)

👍 おすすめポイント
- コンパクト・軽量で持ち運びしやすい
- 折りたたみ式電源プラグ
- 余裕のある最大30W出力
👎 気をつけたい点
- 価格帯が上がる
- 1ポートのみ
iPhone 17シリーズを高速に充電するなら、30W以上の充電器がおすすめです。40W以上ならさらに高速に充電可能ですが、先ほどの実測のとおり、30Wでも40Wでも大きな差はありません。
iPhone 16シリーズ以前の場合は20Wあれば急速充電可能ですが、将来性や汎用性を考えると30Wクラスを選んでおいても損はありません。iPadなど他のデバイスの充電にも使えます。
| 製品名 | Anker 511 Charger (Nano 3, 30W) |
|---|---|
| ポート構成 | USB-C × 1 |
| 最大出力 | 30W |
| サイズ | 約36 × 29 × 29 mm |
| 重量 | 約40 g |
| 特徴・おすすめ用途 | 30Wクラスの定番/コンパクト/普段使いから持ち運びまで |
Anker Nano Charger (35W, 巻取り式 USB-Cケーブル)

👍 おすすめポイント
- 巻き取り式USB-Cケーブルを内蔵(約70cm)
- 充電ケーブルを持ち運ぶ必要がなく、主に出先での充電に便利
- 余裕のある最大35W出力
👎 気をつけたい点
- USB-Cケーブルを内蔵する分、同クラスの充電器と比較するとやや大きめ
- 内蔵USB-Cケーブルの交換はできない(断線などのリスク)
本体に長さ最大70cmのUSB-Cケーブルを内蔵する充電器です。充電ケーブルを持ち運ぶ必要がなく、使用時にさっと引き出して使い終わればさっと仕舞えます。掃除機の電源コードのように、長さ調節も可能です。
充電性能はiPhoneにとっては十分で、最大35W出力に対応します。内蔵USB-Cケーブルとは別にUSB-Cポートも搭載されているため、2台同時の充電にも対応できます。ただし2台同時のときは30W + 5W、または17.5W + 17.5Wの配分に切り替わります。
| 製品名 | Anker Nano Charger (35W, 巻取り式 USB-Cケーブル) |
|---|---|
| ポート構成 | USB-C × 1 巻取り式USB-Cケーブル × 1 |
| 最大出力 | 最大35W |
| サイズ | 約61 × 48 × 30 mm |
| 重量 | 約110 g |
| 特徴・おすすめ用途 | ケーブル内蔵で外出先・旅行先の充電に |
Anker Nano Charger (45W, Display, スイングプラグ)

👍 おすすめポイント
- iPhone 17シリーズを最速充電できる(40W以上をクリア)
- 現在の出力や温度、バッテリー残量がわかるディスプレイ
- 2方向に折りたためるスイングプラグ
👎 気をつけたい点
- 充電ケーブルが付属しない
- 1ポートのみ
- 表示や可動プラグを備える分、重さは約72gと45Wクラスではやや重め
iPhone 17シリーズの最速充電条件(40W以上)を満たす、ディスプレイ搭載の45W充電器です。現在の出力ワット数や本体の温度状況、バッテリー残量までもが画面で確認できます。
電源プラグは2方向に折りたためるスイングプラグで、コンセント周りの干渉やケーブルの向きに合わせて挿し方を変えられます。プラグの向きを選べる充電器はほとんどないので、これが地味に便利です。
サイズ感はApple 20W USB-C電源アダプタとほとんど変わりません。実機での使用感は「Anker Nano Charger (45W, Display, スイングプラグ)をレビュー」にまとめているので、あわせて参考にしてみてください。
| 製品名 | Anker Nano Charger (45W, Display, スイングプラグ) |
|---|---|
| ポート構成 | USB-C × 1 |
| 最大出力 | 45W |
| サイズ | 約40 × 36 × 36 mm |
| 重量 | 約72 g(実測73.84 g) |
| 特徴・おすすめ用途 | iPhone 17シリーズを最速で充電したい/充電状況が見えるディスプレイ搭載 |
UGREEN Nexode Air 45W Slim

👍 おすすめポイント
- iPhone 17シリーズを最速充電できる(40W以上をクリア)
- 厚さ約11.7mm・約53gの薄型軽量
- 折りたたみ式電源プラグ
👎 気をつけたい点
- 1ポートのみ
- 薄い代わりに、縦横のサイズは大きめ(約61 × 40 mm)
厚さ約11.7mm・約53gの薄型45W充電器です。キューブ型と違ってスリムな形状なので、ガジェットポーチやバッグの隙間に差し込みやすく、持ち運び時の使い勝手は抜群です。
これで45W出力を確保しており、iPhone 17シリーズの最速充電条件(40W以上)もクリア。MacBook AirクラスのノートPCまでカバーできるので、身軽に持ち歩きたい方の第一候補です。
| 製品名 | UGREEN Nexode Air 45W Slim |
|---|---|
| ポート構成 | USB-C × 1 |
| 最大出力 | 45W |
| サイズ | 約61 × 40 × 11.7 mm |
| 重量 | 約53 g |
| 特徴・おすすめ用途 | 厚さ約11.7mmの薄型/持ち運び重視の方に |
Anker Zolo Charger (50W, 4 Ports)

👍 おすすめポイント
- 4ポート搭載ながら手頃な価格
- USB-A機器もまとめて充電できる
- 2台同時でも30W + 20Wを確保
👎 気をつけたい点
- USB-C2・USB-A側を複数同時に使うと合計15Wに制限
- 最大30W出力のため、iPhone 17シリーズの最速充電(40W以上)には届かない
- 充電ケーブルが付属しない
USB-A機器がまだ現役という方には、これが候補になります。USB-C 2つ+USB-A 2つの4ポートを搭載しながら、3,000円を切る価格が魅力です(税込・2026年8月時点)。
2台同時でもUSB-Cの2ポートで30W + 20Wを確保でき、iPhone+もう1台の急速充電に対応します。注意したいのは、メインのUSB-C以外の3ポートを複数同時に使うと、合計が15Wに制限されること。「4ポート=4台とも急速充電」ではありません。
| 製品名 | Anker Zolo Charger (50W, 4 Ports) |
|---|---|
| ポート構成 | USB-C × 2 USB-A × 2 |
| 最大出力 | 合計最大50W(USB-C1単独時は最大30W) |
| サイズ | 約54 × 32 × 43 mm |
| 重量 | 約102 g |
| 特徴・おすすめ用途 | USB-A機器も含めて複数台をまとめたい/価格重視 |
UGREEN Nexode 65W

👍 おすすめポイント
- iPhone 17シリーズを最速充電できる(40W以上をクリア)
- 余裕のある最大65W出力
- ノートPCの充電や複数デバイスの同時充電もカバーできる
- コンパクト・軽量で持ち運びやすい
- 65W・3ポート構成の充電器としては価格が安い
👎 気をつけたい点
- iPhone1台のみの充電にはオーバースペック
2つのUSB-Cと1つのUSB-Aの3ポート構成で、iPhone + iPadなどの2台以上の運用に向く65Wクラスの充電器です。2ポート同時使用時は45W + 20Wに振り分けられます。iPhoneともう1台同時に急速充電するなら、65Wクラスがぴったりです。
コンパクト・軽量で持ち運びしやすく、65W・3ポート構成の充電器としては価格が安くコスパが良いこともポイント。iPhone1台の充電だけならオーバースペックですが、iPadとの同時充電や13インチ前後のノートPCの充電もカバーしたいならこれです。
| 製品名 | UGREEN Nexode 65W |
|---|---|
| ポート構成 | USB-C × 2 USB-A × 1 |
| 最大出力 | 65W |
| サイズ | 約66 × 40 × 31 mm |
| 重量 | 約115 g |
| 特徴・おすすめ用途 | 複数デバイスを同時に急速充電/ノートPCの充電もカバー |
UGREEN Nexode Air 65W

👍 おすすめポイント
- iPhone 17シリーズを最速充電できる(40W以上をクリア)
- 約73gの小型ボディで65W出力
- 100W対応のUSB-C to USB-Cケーブルが付属
👎 気をつけたい点
- 1ポートのみ
- iPhone1台のみの充電にはオーバースペック
MacBookもiPhoneも1台の充電器でカバーしたいなら、このUGREEN Nexode Air 65Wが候補です。サイズは約33 × 31 × 40.4 mmのキューブ型・重さ約73gと小型で、iPhoneからMacBookクラスのノートPCまで充電できます。
100W対応のUSB-C to USB-Cケーブルが付属するので、買ってすぐ使えるのもポイント。カラーはオレンジやアイスブルーなど4色から選べます。ポートは1つなので、複数台をまとめたい方には先ほどのUGREEN Nexode 65Wのような複数ポートモデルが向いています。
| 製品名 | UGREEN Nexode Air 65W |
|---|---|
| ポート構成 | USB-C × 1 |
| 最大出力 | 65W |
| サイズ | 約33 × 31 × 40.4 mm |
| 重量 | 約73 g |
| 特徴・おすすめ用途 | 小型・単ポートで65W/ノートPCの充電器と兼用したい |
Anker Nano Charger (70W, 3 Ports)

👍 おすすめポイント
- iPhone 17シリーズを最速充電できる(40W以上をクリア)
- 余裕のある最大70W出力
- ノートPCの充電や複数デバイスの同時充電もカバーできる
- 超コンパクト・超軽量で持ち運びやすい
👎 気をつけたい点
- iPhone1台のみの充電にはオーバースペック
- 価格が高い
最大70Wの出力に対応し合計3ポートを搭載しながら、トップクラスのコンパクトさを実現した充電器です。あまりのコンパクトさに「70W・3ポートでこれ?」と初見時は驚きました。
単ポートで最大70W出力、2ポート同時使用時は45W + 22.5Wまたは60W + 5Wに振り分けられます。iPhone 17シリーズをフルスピードで充電でき、さらにもう1台のスマホやタブレットを急速充電できる充電性能を備えます。
価格帯は上がってしまいますが、コンパクトかつパワフルな充電器をお探しならこれがハマります。iPhoneの充電以外にも幅広く活用したい方におすすめです。
| 製品名 | Anker Nano Charger (70W, 3 Ports) |
|---|---|
| ポート構成 | USB-C × 2 USB-A × 1 |
| 最大出力 | 70W |
| サイズ | 53 × 43 × 32 mm |
| 重量 | 約120 g |
| 特徴・おすすめ用途 | 超コンパクト/複数デバイスを同時に急速充電/ノートPCの充電もカバー |
【ワイヤレス】iPhone充電器おすすめ
ワイヤレス充電器の最大のメリットは、iPhoneをくっつけるだけで充電できる利便性にあります。特にデスクや寝室など、定位置で充電するにはぴったりです。以下のような方におすすめです。
なお、Qi2 25W対応モデルの実力は、給電用のUSB-C充電器とセットで決まります。充電器が同梱か別売かは各製品の表にまとめています。
MagSafeやQi2の違い、対応機種の互換性については「iPhoneのMagSafeとは?」で詳しく解説しています。
Apple MagSafe充電器(Qi2 25W)

👍 おすすめポイント
- iPhoneにマグネットでくっつけてワイヤレス充電
- 最大25Wと高速なワイヤレス充電(30W充電器併用時)
- 唯一の純正ワイヤレス充電器
👎 気をつけたい点
- 価格が高い
- 別途USB-C充電器が必要
「MagSafe充電器」は、純正では唯一のワイヤレス充電器です。iPhone 17シリーズと一緒に発売された現行モデルは3世代目。最大25WのMagSafeに加えてQi2 25Wにも対応しました。
別売の30W以上の充電器と組み合わせると、iPhone 16〜17シリーズ/iPhone Airを約30分で50%まで充電可能です。20W充電器と組み合わせると、iPhone 12シリーズ以降で最大15Wのワイヤレス充電ができます。「純正がいい」ということなら本製品一択です。
| 製品名 | Apple MagSafe充電器 |
|---|---|
| ワイヤレス充電規格 | MagSafe/Qi2 25W/Qi |
| 最大出力 | 最大25W |
| USB-C充電器 | 別売(30W以上・15V/2A対応) |
| サイズ | 約55 × 55 × 4 mm(筆者調べ) |
| 重量 | 約47 g(筆者調べ) |
| 特徴・おすすめ用途 | 純正で迷いたくない |
Amazonベーシック ワイヤレス充電パッド 25W

👍 おすすめポイント
- 純正MagSafe充電器と同じQi2 25W認証で半額以下
- 約1.5mの一体型USB-Cケーブル
- 薄型・軽量のシンプルなパッド
👎 気をつけたい点
- 別途USB-C充電器が必要(30W以上)
- 純正と比べると発熱は大きめ(実測で約54℃)
- スタンド機構や冷却ファンはなし
- iPhone 15シリーズ以前では最大15W(機種側の上限)
Amazonのプライベートブランドから登場したQi2 25W対応ワイヤレス充電パッドです。純正のMagSafe充電器と同じQi2 25W認証を取得しながら、価格は半額以下の2,800円前後です(税込・2026年8月時点)。
私も実際に購入して純正MagSafe充電器と比べてみましたが、磁力の強さは互角ですし、充電速度は30分で31%アップと純正(40%アップ)に一歩譲るものの、継ぎ足しの充電には十分でした。詳しくは「Amazonベーシック ワイヤレス充電パッドをレビュー」でまとめています。
USB-C充電器は別売で、25WをフルにいかすにはUSB PD対応の30W以上が必要です。手持ちに30Wクラスがなければ、本体代とは別にその分も見ておきたいところです。
| 製品名 | Amazonベーシック ワイヤレス充電パッド 25W |
|---|---|
| ワイヤレス充電規格 | Qi2 25W/Qi |
| 最大出力 | 最大25W |
| USB-C充電器 | 別売(USB PD対応・30W以上) |
| サイズ | 約60 × 60 × 8 mm |
| 重量 | 約77.7 g |
| 特徴・おすすめ用途 | とにかく安くQi2 25Wを使いたい/純正の代わりに |
TORRAS Ostand PolarCircle Qi2 25W

👍 おすすめポイント
- iPhoneにマグネットでくっつけてワイヤレス充電
- 最大25Wと高速なワイヤレス充電(45W充電器併用時)
- 冷却ファンとペルチェ素子による強力な冷却機能
- バッテリー劣化の軽減や充電速度アップに期待できる
- 360°回転するリングスタンド(横置き・縦置き対応)
- 45WのUSB-C充電器が付属
👎 気をつけたい点
- 価格が高い
- 冷却機構がある分やや厚め
冷却ファンとペルチェ素子による冷却機能を搭載したQi2 25Wワイヤレス充電器です。冷却効果は絶大で、充電開始10秒で約10℃温度を下げてくれます。冷却により充電速度アップにも期待できます。
冷却機構が内蔵されている分やや厚めですが、持ち運びには困らないレベルですし、360°回転し縦置きも可能なリングスタンドも便利。USB-C充電器が付属するため、別途用意する必要もありません。
| 製品名 | TORRAS Ostand PolarCircle Qi2 25W |
|---|---|
| ワイヤレス充電規格 | Qi2 25W/Qi |
| 最大出力 | 最大25W |
| USB-C充電器 | 45W充電器が付属 |
| サイズ | 約60 × 60 × 25 mm |
| 重量 | 約95 g(本体のみ/筆者調べ) |
| 特徴・おすすめ用途 | 冷却ファン・ペルチェ素子搭載/発熱が気になる人に/USB-C充電器付属 |
Anker MagGo Wireless Charger (Stand)

👍 おすすめポイント
- iPhoneにマグネットでくっつけてワイヤレス充電
- 最大15Wワイヤレス充電(25W以上充電器併用時)
- 角度調節・360°回転が可能な充電パッド
- ワイヤレス充電スタンドとしてお手頃な価格
👎 気をつけたい点
- Qi2 25W非対応
- 別途USB-C充電器が必要(25W以上推奨)
ベッド脇にぴったりなワイヤレス充電スタンドです。シンプルなデザインでどのようなインテリアにもマッチしてくれます。充電パッドは角度調節・360°回転し、スマホスタンドとしても優秀です。
充電速度はQi2 25Wには及びませんが、Qi2 15Wでも十分高速です。就寝時の充電など日常使いには困りません。Qi2 25W対応充電器はどうしても価格帯が上がってしまうので、「1台目として手頃なものを試したい」という方にも良いでしょう。
| 製品名 | Anker MagGo Wireless Charger (Stand) |
|---|---|
| ワイヤレス充電規格 | Qi2 15W/Qi |
| 最大出力 | 最大15W |
| USB-C充電器 | 別売(25W以上推奨) |
| サイズ | 約152 × 90 × 90 mm |
| 重量 | 約250 g(本体のみ) |
| 特徴・おすすめ用途 | デザイン◯/就寝時の充電に |
Belkin UltraCharge Pro 3-in-1 Magnetic Charging Dock with Qi2 25W

👍 おすすめポイント
- iPhoneにマグネットでくっつけてワイヤレス充電
- 最大25Wワイヤレス充電(45W以上充電器併用時)
- Apple Watch磁気高速充電に対応
- 冷却ファンを内蔵し、角度調節可能なQi2 25W充電パッド
- ミニマルなデザイン、省スペース
- 45WのUSB-C充電器が付属
👎 気をつけたい点
- 価格が高い
iPhoneに加えてApple Watch、AirPodsの計3台をまとめて充電できる3-in-1ワイヤレス充電スタンドです。Qi2 25W、Apple Watch磁気高速充電に対応し、スペックは現時点で頭一つ抜けています。
Qi2 25W充電パッド部分には冷却ファンが内蔵されており、発熱が気になる方にもおすすめです。コンパクトにまとまっているため、省スペース化を図りたい方にもぴったりです。価格は高いですが、価格に見合った充電性能と機能、デザイン性を兼ね備えた1台です。
| 製品名 | Belkin UltraCharge Pro 3-in-1 Magnetic Charging Dock with Qi2 25W |
|---|---|
| ワイヤレス充電規格 | Qi2 25W/Qi Apple Watch磁気高速充電 |
| 最大出力 | 最大25W |
| USB-C充電器 | 45W充電器が付属 |
| サイズ | 約117 × 103 × 86 mm |
| 重量 | 約643 g |
| 特徴・おすすめ用途 | 3台まとめて充電/冷却ファン内蔵/発熱が気になる方に/省スペースに設置 |
よくある質問
iPhoneに充電器は付属しない?
iPhone 12シリーズ以降、付属するのは充電ケーブルのみで充電器は付属しません。すでにUSB-C充電器をお持ちなら、それをiPhoneの充電に使用できますが、ない場合は別途用意する必要があります。
充電器は純正じゃなくても大丈夫?
純正でなくても大丈夫です。Appleも「MacのUSB-C電源アダプタや、各国の規制・安全基準に準拠したサードパーティ製アダプタを使える」と案内しています。
ただし、先に書いたように多くのユーザーから選ばれている信頼性の高いメーカーの充電器を選んでください。無名メーカーが危険というわけではありませんが、電源周りのアクセサリである充電器では、特に信頼性・安全性が大事です。見分けるポイントは、PSEマークと事業者名の表示、そして保証の年数です。ワイヤレス充電器なら、WPC(Qi)認証の有無も目安になります。
過去にiPhoneに付属していた充電器は使える?
過去に付属していた「Apple 5W USB電源アダプタ」を使用することも可能ですが、充電速度があまりに遅いため実用的ではありません。

特に急速充電に対応するiPhone 8以降には向かないので、ぜひこの機会に買い替えをおすすめします。
有線とワイヤレスどっちがいい?
有線とワイヤレスそれぞれにメリット・デメリットがあります。自宅ではワイヤレス、職場や外出先では有線といった利用シーンに応じた使い分けが便利です。
- 有線:充電速度が速い/コスパがいい/発熱が気になりにくい
- ワイヤレス:くっつけるだけでラク/デスクや寝室などの定位置充電に便利
なお、Qi2 25W対応のiPhoneと充電器の組み合わせなら30分で50%まで充電でき、以前ほど「ワイヤレスは遅い」とは言えなくなっています。
「1台目の充電器」として考えると、充電速度が速く初期コストを安く抑えられる有線がおすすめです。ワイヤレスは2台目以降で検討してみるといいでしょう。
充電ケーブルはどんなものを使えばいい?
お使いのiPhoneのコネクタの形状に合うものを選んでください。
- iPhone 15シリーズ以降:USB-C to Cケーブル
- iPhone 14シリーズ以前:USB-C to Lightningケーブル
充電に使用するUSB-Cケーブルは純正でもサードパーティ製でも構いません(LightningはMFi認証製品が安心)。私がよく使っているおすすめをご紹介しておきます。
出力ワット数の高い充電器をiPhoneで使用しても大丈夫?
大丈夫です。iPhoneの急速充電に採用されている規格「USB PD」は、充電デバイスが求める分だけ電力が供給される仕組みです。
信頼性の高いメーカー製かつUSB PDに準拠していれば、100Wや140W出力に対応する充電器をiPhoneに使用しても問題ありません。
iPadやMacBookの充電器をiPhoneに使ってもいい?
使えます。前の質問のとおり、USB PD対応の充電器ならiPhoneが必要な分だけ電力を受け取るので、手持ちのiPad・MacBook用充電器をそのまま流用して問題ありません。
ただしケーブルには注意してください。iPhone 15シリーズ以降はUSB-C to Cケーブルが必要です。また複数ポート充電器では、ノートPCと同時に挿すとiPhone側の出力が下がることがあります。
充電が遅い原因は?
原因になり得るのはこのあたりです。
- 充電器の出力が低い(5Wなど)、USB-A充電器を使用している
- 複数ポート搭載充電器で、同時充電により出力が分散している
- 充電ケーブルの劣化、断線など
- ワイヤレス充電の位置ズレやケースの厚み
- ワイヤレス充電中に、イヤホンなどの有線アクセサリを接続している
- 「充電上限」の設定やバッテリー充電の最適化が働いている
- 高温・低温状態で制御がかかっている
- バッテリー残量が80%以上でトリクル充電に切り替わっている
なお、iOS 26では接続しても充電できない充電器を検知すると「対応していない充電器」と表示されます。この表示が出たら、充電器とケーブルを見直してみてください。
寝ている間、充電しっぱなしにしても大丈夫?
大丈夫です。iPhoneは満充電になると充電を止め、残量が95%を下回ると再開する仕組みになっています。
バッテリーへの負荷を抑えたいなら、iPhone 15シリーズ以降は「設定」>「バッテリー」から充電上限(80〜100%)を設定できます。iPhone 14シリーズ以前でも「バッテリー充電の最適化」が使えます。気をつけたいのはむしろ熱のほうで、布団や枕の近くなど放熱しにくい場所での充電は避けてください。
充電器の発熱が気になる場合は?
特にコンパクトな充電器は発熱が気になることがありますが、iPhoneがある程度充電されると充電器の出力が下がっていき、同時に発熱も収まってきます。
それでも気になる場合は、通気性の良い場所で充電する、直射日光の当たる場所を避けるなど、充電環境を見直してみてください。高温の環境では、iPhone側も保護のために充電速度を落とすことがあります。発熱と充電の遅さがセットで起きているなら、まず置き場所を疑ってみましょう。
まとめ
iPhoneの充電器選びで迷ったら、まず有線の20〜30Wクラスを選べば失敗はないでしょう。コンパクト・軽量で持ち運びにも対応でき、価格もお手頃なものが多いので最初の1台としてはぴったりな選択です。
充電速度にこだわるなら、iPhone 17シリーズは40W以上(20分で最大50%)、iPhone 16シリーズ以前は20W以上(30分で最大50%)でOK。充電を急ぐ場面が多いなら、短時間でサクッと充電できる高出力な充電器が便利です。
iPhoneのほかに別のスマホやiPadなどを同時充電したいなら、50〜70Wクラスの複数ポート搭載充電器がいいでしょう。USB-Aポートを搭載するものも多く、iPhoneを含めてさまざまなデバイスの充電に対応できます。
ワイヤレスのメリットは、iPhoneをくっつけるだけで充電できてとにかくラクなこと。デスクや寝室など定位置での充電は有線よりも便利です。充電ケーブル不要なので見た目もすっきりです。充電速度は有線に劣りますが、iPhone 16〜17シリーズ/iPhone AirとMagSafe/Qi2 25Wワイヤレス充電器の組み合わせなら、約30分で50%と充電速度は有線に迫ります。利便性を重視するならワイヤレスがベストです。
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