次のiPad miniは、ディスプレイやチップに加えて、カメラの位置やスピーカーも更新されるようです。
まだ正式発表前ですが、Bloombergのマーク・ガーマン氏は2026年10月末までの発売を見込んでいます。MacRumorsも、Appleのコード内で見つかった情報と製品画像をもとに、具体的な変更点を報じています。
初のOLEDを採用、リフレッシュレートは変わらず
大きな変更点は、iPad miniで初めてOLED(有機EL)ディスプレイを採用することです。現行モデルの液晶とは異なり、画素そのものが発光するため、黒を深く表現できます。HDRに対応する映像コンテンツを配信する動画サービスでは、より広いダイナミックレンジで楽しめるようになりそうです。
市場調査会社のOmdiaは2024年12月に、画面サイズが現行の8.3インチから8.4インチへ拡大し、表示を1秒間に更新するリフレッシュレートは60Hzにとどまると予測していました。リフレッシュレートは、スクロールしたときの動きのなめらかさに影響します。
A20 Proチップを搭載、前面カメラは横向き対応へ
チップは現行のA17 Proから、iPhone 18 Pro/Pro Maxにも搭載されているA20 Proに変わる見通しです。小さな本体に、上位のiPhoneと同じチップが入ることになります。
前面カメラは、縦向きに持ったときの上辺(短辺側)から、横向きに持ったときの上辺(長辺側)へ移るようです。横置きでビデオ通話をするときに、カメラが画面の脇に寄らず、視線を合わせやすくなります。
iPad Pro、iPad Air、iPad(A16)はすでに横向きの配置を採用しています。iPad miniもこれに続けば、iPadシリーズで前面カメラの配置がそろうことになります。
耐水設計も検討、価格は上がる可能性
耐水性を高めた筐体と、新しいスピーカーの採用も報じられています。このスピーカーは振動を利用して音を出すことで穴をなくせるため、水の侵入口を減らせます。
MacRumorsは、コード内に見つかったアイコンがこうした変更を裏付けるものと見ています。
気になるのは価格です。
2025年10月のBloomberg報道では、当時499ドルからだった米国価格を起点に、OLEDモデルは最大100ドル値上がりする可能性が示されていました。その後、現行モデルの米国での最低価格は2026年6月25日に599ドルへ引き上げられています。2026年7月の報道でも、次期モデルの価格が上がる可能性に触れています。
現行のiPad mini(A17 Pro)は、日本では2024年10月23日に発売。2026年9月27日時点のApple公式ストアでの価格は、128GBのWi-Fiモデルが99,800円、Wi-Fi + Cellularモデルが124,800円です(いずれも税込み)。
いまのところ、少なくとも価格が下がる材料はなく、良くて据え置き、10万円を超える価格になる可能性が高いと思われます。