【AppleCare+】2年経過後も保証を延長する方法は?代替となるお得な方法も紹介

【AppleCare+】2年経過後も保証を延長する方法は?代替となるお得な方法も紹介(アイキャッチ)

本記事では、Appleの有料保証「AppleCare+」の延長を検討されている方に向けて、以下の3点を解説します。

  1. AppleCare+に加入して2年経過後も保証を延長する方法
  2. 2年経過後も延長するメリットとデメリット
  3. AppleCare+の代替となるお得な方法

AppleCare+を2年経過後も延長したい方、または延長するかどうかを迷っている方に参考にしていただける内容となっています。当てはまる方はぜひ参考にしてみてください!

2年経過後も延長する方法

AppleCare+に加入して2年経過後も延長したい場合は、保証終了日の翌日から45日以内にmysupport.apple.comから再加入することで保証を延長できます。

2024年8月、AppleCare+の再加入可能期間が、保証終了日の翌日から30日以内から45日以内へと変更されています。

延長方法:一括払いしている場合

AppleCare+を「一括払い」で購入している場合、月払いまたは年払いで保証を延長できます。一括払いで延長することはできません。

月払いと年払いどちらを選択できるかはAppleデバイスによって異なり、mysupport.apple.comで確認できます。

マイサポート(Apple公式サイト)
mysupport.apple.com

Appleアカウントにサインインすると、そのアカウントに紐付くAppleデバイスが一覧表示されます。デバイスを選択して保証状況を確認でき、同ページからAppleCare+の購入や延長を行えます。

延長方法:月払い/年払いしている場合

AppleCare+を月払いまたは年払いで購入している場合は、解約しない限り保証は継続されるため、延長の手続きは不要です。

現在の支払い方法や更新日などの保証状況は、mysupport.apple.comから確認できます。

延長時の注意点

AppleCare+を延長する際は、以下の4点を押さえておきましょう。

  1. 保証終了日の翌日から45日以内に新しいAppleCare+を購入する必要がある(一括払いから延長する場合)。
  2. 延長時は一括払いを選択できず、月払いまたは年払いとなる(どちらを選べるかは製品による)。
  3. 保証を延長した時点でのAppleCare+利用規約が適用される。
  4. 延長後は自動更新となるため、解約する際には手続きが必要となる。

特に注意したいのは「保証終了日の翌日から45日以内」という点です。うっかりこの期間を逃してしまうと、その後はAppleCare+を購入することはできなくなります。

また、延長後は解約しない限り自動更新されることにも注意です。不要な出費を防ぐためにも、次回の更新時期を把握しておきましょう。

デバイスから保証状況を確認する

iPhoneの「設定」>「一般」>「AppleCareと保証」

iPhoneやiPadでは、「設定」>「一般」>「AppleCareと製品保証」からも保証状況を確認できます。

iPhoneの「設定」からデバイスの保証状況を確認している様子

Appleアカウントに紐付く他のデバイスの保証状況もここで確認できます。

「限定保証」というのは、すべてのAppleデバイスに付帯する1年間の「ハードウェア製品限定保証」のことです。AirPods Pro 3に「AppleCareプランを追加できます」とありますが、購入から30日以内のものなら後からでもAppleCare+を購入できます。タップして購入手続きへと進めます。

extending apple care 6

Macからも「システム設定」>「一般」>「AppleCareと保証」から、同様に保証状況を確認できます。

延長するメリットとデメリット

AppleCare+を延長するか迷われている方のために、延長するメリットとデメリットを整理しておきます。

そもそもAppleCare+に入るべきなのかについては「iPhoneにアップルケアは必要か?」で詳しく解説しています。

メリット

大きなメリットは、AppleCare+の延長によって安心を得られることです。Apple製品の修理費用は高額です。修理を諦めなければならないほどの費用になることもありますが、AppleCare+を延長しておけばその心配もありません。

AppleCare+では、デバイスのバッテリー最大容量が80%未満になったときに「無料のバッテリー交換サービス」を受けられます。2年以内に80%を切るのは現実的に難しいですが、延長することでサービスを受けられる可能性も高くなります。

2年経って買い換えの予定がなく、「壊れても修理して使い続けたい」ということなら、それがAppleCare+を延長する理由になるでしょう。

デメリット

デメリットとしては、金銭的な負担が大きいこと。月払いだと負担を感じにくいですが、年換算するとそれなりの価格になります。

これを安いと感じるか高いと感じるかは、その人の使い方や考え方によるところ。アウトドアやスポーツなどで損傷リスクの大きい場面で使うことが多いなら、延長したほうが結果的に得になることもあるでしょう。逆に「壊れれば新モデルに買い替える」という考えで延長しないのもありです。

ただし、無料のバッテリー交換サービスを受けるために延長するのはおすすめしません。

約1年使用したiPhone 16 Proのバッテリー最大容量
約1年使用したiPhone 16 Proのバッテリー最大容量が「98%」

上は私が約1年使用したiPhone 16 Proのバッテリー最大容量です。充電上限を80%に設定していたこともあり、1年フルに使ったにもかかわらずほとんど劣化していません。現実的に2年以内に80%を切ることは難しいですし、2年経過後に延長しても交換サービスを受けられるのはいつになるか分かりません。

「もう少しで80%を切りそう」ということなら、交換サービス狙いで延長するのもありです。そうでないのなら、延長しても交換サービスを受けられるのは数年先になるかもしれません。

代替には「モバイル保険」がおすすめ

AppleCare+の延長を検討している方には、その代替として「モバイル保険」がおすすめ。その理由はコストパフォーマンスの良さにあります。

モバイル保険とは?

モバイル保険とは、さくら少額短期保険株式会社が提供する保証サービスのことです。月額700円(税込)で主端末1台・副端末2台の最大3台のデバイスを登録でき、万が一の修理費用に対する保証を受けられます。

モバイル保険(公式ページ)
モバイル保険

補償金額は、主端末は年間10万円まで、副端末は年間3万円までとなっています(合計で年間10万円まで)。iPhoneやiPad、Macなど修理費用が高くなりがちなものは主端末に設定しておくといいでしょう。10万円を超えた部分は補償されない点には注意ですが、それでも10万円が出るのと出ないのとでは安心感はまるで違います。

保証やサービスの手厚さで選ぶならAppleCare+で間違いないですが、モバイル保険は「AppleCare+ほどの保証は必要ないけど、万が一のために最低限備えておきたい」という方にぴったりです。

スマホ以外のデバイスもOK

モバイル保険では、Wi-FiやBluetoothなどの「無線通信に対応するデバイス」を登録できます。スマホやタブレット、パソコンだけでなく、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ、ゲーム機、Wi-Fiルーターなど、あらゆるデバイスに対応します。

モバイル保険に登録できるデバイス

  • 日本国内で販売されたメーカー純正の無線通信(Wi-Fi、Bluetooth)が可能な端末
  • 登録時において破損などなく全機能が正常に動作するもの
  • 登録時において次のいずれかの条件を満たすもの
    • 新規取得した日から1年未満
    • 新規取得した日から1年以上であってもメーカーまたは通信キャリアが提供する有償の補償サービスに加入しており、かつ当該サービスにより補償が受けられる状態

当保険の責任開始後は上記有償補償サービスの加入の継続は問いません。

登録時点でメーカーによる保証があればいいので、モバイル保険に加入したあとはAppleCare+は解約してしまってOKです。

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