「AppleCare+」とは、Appleデバイスにつけられる有料の製品保証のことです。
加入することで万が一の修理費用が割安になり、それ以外にもバッテリー交換サービスやテクニカルサポートを無制限で受けられるといったサービスが含まれます。
修理することがなくても、安心を買うという意味では加入に価値があります。一方で、安くはない加入料金ゆえに「入るべきか」と迷う人は少なくないでしょう。
「入っておけば間違いない」のは大前提です。ただ、私は「多くの人にとってAppleCare+は必要ない」と考えています。
これまで私は20台近くのiPhoneを購入しましたが、AppleCare+に入ったのは1台だけ。それも家族用のiPhoneでした。

「入っておけばよかった」と後悔したことはないですし、今後も入ることはないと考えています。もちろん、すべての人にとって不要だとは思いませんが、私のように「入らなくても困らない」人は多いはずです。
本記事では、「AppleCare+とは」といったところから、「不要な人」と逆に「必要な人」など、AppleCare+に入るべきかどうかについて詳しく解説しています。「入っておいたほうが安心だけど、価格が……」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
※ 本記事は主に「AppleCare+ for iPhone」を対象としています。
AppleCare+とは?
AppleCare+とは、Appleデバイスのために用意された有料保証のこと。購入日から30日以内に加入する必要があり、30日を過ぎると加入できません。

主な内容は次のとおりです。
- ハードウェア製品保証の延長
- テクニカルサポートの延長
- 過失による損傷・故障も保証対象に(一部対象外あり)
- 修理費用に特別価格(AppleCare+サービス料)が適用
- 無償のバッテリー交換サービス(最大容量80%未満)
- 盗難・紛失に対する保証(12か月ごとに2回まで)
iPhoneには購入後1年間のメーカー保証(ハードウェア製品限定保証)が付帯しますが、これは初期不良や動作不良を対象とするもの。
一方でAppleCare+に加入すると、自然故障に加えて過失による損傷も対象になります(一部対象外あり)。使用者の落ち度で損傷させてしまっても対象となるため安心です。
加入料金は?
AppleCare+の加入料金は、デバイスとモデルによって変わります。2026年7月にプランの構成が変わり、現在Appleの購入画面に並ぶのは「AppleCare+ 盗難・紛失プラン」だけ。支払い方法は月払いか年払いのどちらかを選びます。
iPhoneのAppleCare+加入料金(2026年7月時点・税込)
| モデル | 月払い | 年払い | 月払いを1年続けた場合 |
|---|---|---|---|
| iPhone 17e | 1,140円 | 11,400円 | 13,680円 (年払いより2,280円高い) |
| iPhone 17/16 | 1,340円 | 13,400円 | 16,080円 (年払いより2,680円高い) |
| iPhone 16 Plus | 1,540円 | 15,400円 | 18,480円 (年払いより3,080円高い) |
| iPhone Air/17 Pro/17 Pro Max | 1,740円 | 17,400円 | 20,880円 (年払いより3,480円高い) |
年払いは月払いの10か月分の料金です。1年は使うつもりなら年払いのほうがお得です。
以前は盗難・紛失の保証を含まない「通常プラン」も選べました。iPhone Air/17 Pro/17 Pro Maxで比べると、通常プランが月1,580円、盗難・紛失プランが月1,740円。いま選べるのは、この1,740円のほうだけです。
修理費用に特別価格が適用
AppleCare+の保証期間中は、修理が割安な特別価格(AppleCare+サービス料)で済むのが大きな利点です。さらに、落下や水濡れなど過失や事故による損傷も対象になり、期間内なら回数の制限なく修理に出せます。
iPhoneの修理費用(AppleCare+未加入の場合・税込)
| モデル | 画面 | 背面ガラス | 画面+背面 | 背面カメラ | その他の損傷 |
|---|---|---|---|---|---|
| iPhone 17 Pro Max | 64,800円 | 27,800円 | 80,600円 | 43,800円 | 142,800円 |
| iPhone 17 Pro | 57,800円 | 27,800円 | 72,600円 | 43,800円 | 133,800円 |
| iPhone 17 | 57,800円 | 27,800円 | 72,600円 | 27,800円 | 105,800円 |
| iPhone Air | 57,800円 | 27,800円 | 72,600円 | 27,800円 | 123,800円 |
| iPhone 16 Plus | 57,800円 | 27,800円 | 72,600円 | 27,800円 | 105,800円 |
| iPhone 16 | 45,800円 | 27,800円 | 61,600円 | 27,800円 | 94,800円 |
| iPhone 17e | 41,800円 | 27,800円 | 57,600円 | 23,800円 | 82,800円 |
最終的な修理費用は、見積もりのうえで決まります。金額は変わることがあるので、最新の料金はApple公式の修理見積もりで確認してください。
一方、AppleCare+に加入していれば、同じ修理がぐっと安くなります。サービス料は画面または背面ガラスの損傷が3,700円、画面と背面ガラスの同時修理が7,400円、それ以外の損傷(背面カメラを含む)が12,900円です。
iPhoneの修理費用(AppleCare+加入の場合・税込)
| 損傷の種類 | AppleCare+サービス料 |
|---|---|
| 画面のみ | 3,700円 |
| 背面ガラスのみ | 3,700円 |
| 画面+背面ガラス | 7,400円 |
| その他の損傷(背面カメラ含む) | 12,900円 |
全モデル共通の金額です。たとえばiPhone 17 Pro Maxの画面割れなら、未加入だと64,800円かかるところ、加入していれば3,700円。修理費だけで61,100円の差です。もちろん、これとは別に加入料金がかかります。
iPhoneの修理中に代替機を届けてくれる「エクスプレス交換サービス」も、AppleCare+に含まれています。修理でiPhoneが手元を離れる時間を、最小限に抑えられるのもうれしいポイントです。
ただし、エクスプレス交換を使うと画面割れでも「その他の損傷」のサービス料が適用され、画面のみの3,700円にはなりません。急ぎでなければ、通常の修理に出したほうが安く済みます。
無料のバッテリー交換サービス
AppleCare+の保証期間内に、iPhoneのバッテリー最大容量が本来の80%未満まで下がった場合、無料でバッテリーを交換してもらえます。
バッテリー交換費用(税込)
| モデル | 保証対象外 | AppleCare+加入時 |
|---|---|---|
| iPhone 17 Pro Max/17 Pro/Air | 21,000円 | 0円 |
| iPhone 17/16 Plus/16/17e | 17,200円 | 0円 |
テクニカルサポートが延長
Apple製品にはもともと90日間の無償テクニカルサポートがついています。AppleCare+に加入すると、その期間が延長され、優先的に対応してもらえるのも魅力です。
iPhoneの基本操作から、カレンダーやメール、FaceTimeといったApple製アプリの使い方、それに関連するトラブルまで、優秀なオペレーターが丁寧に対応してくれるので、操作に不安がある人ほど心強いはずです。
盗難・紛失プランとは?
現在のAppleCare+ for iPhoneには、盗難・紛失に対する保証が含まれています。
iPhoneを盗難・紛失した場合、サービス料(税込12,900円)を支払うと新しいiPhoneを用意してくれます。利用できるのは12か月ごとに2回までです。
盗難・紛失の可能性は低いとはいえゼロではないですし、特に海外利用が多い方にとっては安心感があります。「万が一の盗難・紛失リスクに備えたい」という方には心強いサービスでしょう。
なお、盗難・紛失の保証を受けるには、盗難・紛失が起きた時点でそのiPhoneの「探す」が有効になっていて、申請が終わるまで有効のまま、使用者のApple Accountに紐づいている必要があります。盗まれてから「探す」をオンにしても保証は受けられません。また、購入した国以外での交換は保証されず、在庫や地域によって制限があります。
AppleCare+で元は取れる?損傷パターン別に計算してみた
ここまで料金と修理費を見てきましたが、いちばん知りたいのは「結局、自分は元が取れるのか」ですよね。
答えは損傷の種類によって変わります。AppleCare+は「入れば必ず得」でも「入れば必ず損」でもありません。そこで、iPhone 17 Pro MaxとiPhone 17eを例に、2年間でどんな壊し方をすると損得がどう動くかを並べてみました(年払いを2年分+サービス料 vs 未加入の修理費。金額は税込)。
| 2年間の壊し方 | AppleCare+加入 (年払い2年+サービス料) | 未加入 (修理費) | 差 |
|---|---|---|---|
| iPhone 17 Pro Max・一度も壊さない | 34,800円 | 0円 | 未加入が34,800円お得 |
| iPhone 17 Pro Max・画面割れ1回 | 38,500円 | 64,800円 | 加入が26,300円お得 |
| iPhone 17 Pro Max・背面ガラスのみ1回 | 38,500円 | 27,800円 | 未加入が10,700円お得 |
| iPhone 17 Pro Max・背面カメラのみ1回 | 47,700円 | 43,800円 | 未加入が3,900円お得 |
| iPhone 17 Pro Max・画面+背面1回 | 42,200円 | 80,600円 | 加入が38,400円お得 |
| iPhone 17 Pro Max・水没などその他損傷1回 | 47,700円 | 142,800円 | 加入が95,100円お得 |
| iPhone 17e・画面割れ1回 | 26,500円 | 41,800円 | 加入が15,300円お得 |
| iPhone 17e・その他損傷1回 | 35,700円 | 82,800円 | 加入が47,100円お得 |
こうして並べると、損得の分かれ目が見えてきます。
2年間まったく壊さなければ、加入料金はまるごと掛け捨てです。一方、画面割れや水没など大きめの損傷を一度でもやると、iPhone 17 Pro Maxなら2万〜9万円も安くなります。
とくに本体交換扱いになる「その他の損傷」は、未加入だと10万円を超えるモデルもあります。しかもこの修理費は7月に上がったばかり。ここを一度引くだけで差は一気に開くのです。
盗難・紛失も、いまは保証に含まれています。iPhone 17 Pro Maxを盗まれた場合、加入していれば2年分の34,800円とサービス料12,900円で新しいiPhoneが届きますが、未加入なら本体を買い直すことになります(214,800円から)。表に並べたどの壊し方よりも、差は大きくなります。
逆に、背面ガラスや背面カメラだけの損傷では、未加入で実費を払ったほうが安く済むケースもあります。
つまり判断のカギは、「2年間で一度でも大きく壊しそうか」の一点です。よく落とす・水回りで使う・小さな子どもが触る、といった心当たりがあるなら加入の価値は高く、これまで壊した記憶がほとんどないなら掛け捨てになる可能性が高い、ということになります。
AppleCare+が不要だと考える6つの理由
AppleCare+に加入しておけば、将来かかるかもしれない高額な修理費用に備えられます。冒頭でも書いたように、入っておけば安心なのは間違いありません。
ただ、私はあえて「AppleCare+に入らない」という選択もありだと考えています。
1. 金銭的な負担が大きい
iPhone 17eの加入料金は比較的安価ですが、上位モデルのiPhone 17 ProやiPhone 17 Pro Maxとなると、年払いで17,400円、2年使えば34,800円(月払いなら41,760円)とそれなりの価格になります。
安心面では魅力的でも、実際に使わない可能性が圧倒的に高い保証に3万円、4万円をかけるのはちょっと……というのが私の率直な感覚です。
加入料金とリスクを天秤にかけたとき、これまで20台近く買い替えてきて未加入を後悔したことのない私からすると、「もったいない」という気持ちが勝ちます。
2. 機能に影響しない損傷は保証対象外
AppleCare+では、すべての損傷が保証対象となるわけではありません。
保証対象外となる例
- 経年劣化や機能に影響しない外観上の損傷
- Appleが意図しない方法での使用によって生じた損傷
- 改造や改変されている場合
- Appleが認める正規店以外で修理されている場合
- 火災や地震などの外的要因によって生じた損害
- 金銭的利益を得る目的での使用
ディスプレイに傷が付いた場合でも、「機能に影響しない外観上の損傷」と判断されれば保証対象外となり、通常の修理費用がかかってしまいます。

「保証が切れる前に修理に出してキレイにしてもらおう」ということはできません。画面割れなど機能への影響が明確な場合は保証対象になり得ますが、最終的な判断はAppleの基準に委ねられます。
3. 条件が厳しいバッテリー交換サービス
AppleCare+の保証期間内かつiPhoneのバッテリー最大容量が80%未満となった場合は、無料のバッテリー交換サービスを受けられます。
この「バッテリー最大容量が80%未満」というハードルが高く、2年以内に80%を切るのは現実的に難しい、というのが私の印象です。
約1年使用したiPhone 16 Proのバッテリー最大容量を見ると、「98%」となっていました。

バッテリーの劣化を軽減するために充電上限を80%に設定して使用したとはいえ、1年の使用で98%です。意図的にバッテリーに優しくない使い方をしたとしても、2年で80%を切るのは難しいかもしれません(あくまでも私の使い方の場合は)。
AppleCare+は解約するまで続くので、劣化を待って交換サービスを狙うこともできます。ただ、当然その間も加入料金がかかります。であれば、有料でも自分のタイミングでバッテリー交換するほうがいいでしょう。
4. 損傷リスクは抑えられる
AppleCare+に入らないことで起こり得る最悪なケースは、修理が必要になったときに高額な修理費用が降りかかってくること。その結果、修理せずに買い替えざるを得ないこともあるかもしれません。
AppleCare+に入っておけば、その最悪なケースに備えられるわけですから、やはり「入っておくに越したことはない」のは間違いありません。
ただ、保護ケースやガラスフィルムを装着することで、損傷させてしまう確率を下げることはできます。

対策したとしても破損させる可能性はゼロにはなりませんが、私はAppleCare+に入らない代わりにしっかり保護対策しておく、という考えはありだと思っています。
万が一の高額な修理費用を承知した上で、iPhoneを損傷させないように対策し大切に扱う。私はまさにこの考えでAppleCare+に入っていません。
5. クレカ付帯のスマホ保険
一部のクレジットカードには、スマホの修理や盗難・紛失に対する保証が付帯します。代表的なものを2026年7月時点の条件でまとめると、次のとおりです。
- JCBスマートフォン保険
年間の補償額は券種で異なり、一般/JCB Card Sが3万円、ゴールド/プラチナが5万円、ザ・クラスが10万円。自己負担は破損などが1万円。購入後24か月以内(ザ・クラスは36か月以内)で、直近3か月以上の通信料を本会員がそのカードで支払っているのが条件。多くの券種は「破損」が中心で、盗難まで対象なのはザ・クラスのみ(このときの自己負担は1.5万円)。 - アメリカン・エキスプレスのスマートフォン・プロテクション
ゴールド系が年5万円、プラチナが年15万円。自己負担は1事故5,000円。購入後36か月以内で、直近3か月以上の通信料をカード決済しているのが条件。紛失は対象外。 - イオンカードのショッピングセーフティ保険
スマホ専用ではないが、イオン銀行発行のカードで買った5,000円以上の商品が、購入から180日以内の破損・火災・盗難で対象になる。補償額は年間50万円まで(イオンゴールドカードは年間300万円まで)。 - dカード ケータイ補償
紛失・盗難・修理不能が対象で、補償額はdカードが最大3万円、GOLDが最大12万円など。自己負担15,000円、年2回まで。2026年1月15日に改定されたので、古い情報のままだと条件が違うことがある。なお、AppleCare+との併用はできない。
補償の中身はカードによってかなり違いますが、多くは年会費に含まれていて追加料金はかかりません。
私はiPhoneを買うときにはアメリカン・エキスプレスのカードを使っています。毎月の通信料をカードで払っているのが条件で追加料金はなし。ゴールドカードの補償限度額は5万円です(1回5,000円の自己負担あり)。
すべてのカードに同じ補償があるわけではありません。ただ、こうしたショッピング系の保険が付いていることは多いので、一度手元のカードを確認してみてください。もし付いていれば、AppleCare+に入らない理由のひとつになります。
6. 盗難・紛失の可能性は低い
盗難・紛失の保証も、いまはセットで付いてきます。とはいえ実際のところ、遭う可能性はどれほどあるでしょうか。
一般的に、日常で盗難や紛失に遭う確率はそれほど高くありません。海外などリスクの高い環境でなければ、可能性はかなり低いはずです。紛失したときも「探す」で位置情報を確認できますし、完全になくしてしまうケースはそう多くありません。
以前は盗難・紛失の保証を含まない「通常プラン」も選べたので、この保証が要らないなら月160円ぶん安く抑えられました。いまは購入画面にその選択肢がないので、自分には必要のない保証の分まで含んだ料金を払うことになります。
AppleCare+が必要なパターンとは?
ここまで「AppleCare+が不要な理由」を書いてきましたが、これはあくまでも私の考えです。加入を全否定するつもりはありません。
続いては、AppleCare+への加入を検討すべきパターンを挙げていきましょう。
1. 「安心料」として割り切れる
やはり「万が一の高額な修理費用に備えられる」という安心感が大きいかと思います。安心料として加入料金を支払っておけば、高額な修理費用に頭を悩まされることはありません。
「損傷させてしまう可能性は低い」とか「保護対策で損傷リスクを減らせる」といった私の主張は、あくまでも私個人の経験に基づく結果論。可能性は低くてもあり得ますし、その人の使い方によっても変わってくるでしょう。
「万が一にも高額な支払いは避けたい」と考えるなら、AppleCare+に加入すべきです。
2. 損傷リスクが高い環境で使う
スポーツやアウトドアに持ち出すなど、リスクの高い環境で使うことが多い場合は、AppleCare+に入っておけば安心です。実際に登山中にiPhoneを落とし画面を損傷させてしまった友人は、AppleCare+のおかげで安く修理できました。
また「不器用でよく落としてしまう」という人もいるかもしれません。そんな人のiPhoneを見るといつも画面がバキバキですが、AppleCare+に入っていれば回数無制限で安く修理できます。
3. テクニカルサポートを活用したい
AppleCare+にはテクニカルサポートが含まれており、Apple製品の操作方法や設定についてのサポートを回数無制限で受けることができます。
一般的に、このようなサポートサービスの利用料金は高額です。ひとつ質問するだけで数千円、パッケージになっているものだと数万円することもあります。
AppleCare+に加入すれば利用料金を気にせずサポートを受けられます。サポートを使い倒したい方なら加入料金以上のサービスを受けられるでしょう。
代替には「モバイル保険」がおすすめ
AppleCare+の代替として、スマホやタブレット、パソコン、ワイヤレスイヤホンなどを対象とした補償サービス「モバイル保険」がおすすめです。

月額700円(非課税)で、主端末1台と副端末2台の合計3台を登録できます。画面割れや水没、故障、盗難などが対象で、修理できる場合の上限は主端末が15万円、副端末は2台合わせて4万5,000円まで(年間の合計上限は15万円)。自己負担はありません。
Wi-FiやBluetoothなど無線接続に対応するデバイスなら登録でき、iPhoneやiPad、Mac、Apple Watch、AirPodsまでカバーできます。少額で複数デバイスの修理費用に備えられるのが強みです。
ひとつ注意したいのが、登録できる端末の条件です。原則として新規取得から1年未満の端末が対象で、思い立ったときにいつでも入れるわけではありません(1年以上でも、メーカーやキャリアの有償の補償に加入中なら登録できます)。
ただし、手厚さではAppleCare+に届きません。盗難や修理不能のときの上限は主端末で37,500円までと低めですし、置き忘れなどの紛失や、日本国外で起きた損害は対象外です。「複数のデバイスの修理費を、安くまとめて備えたい」という人に向いた保険だと考えてください。
\ 月額700円で3台の修理費用に備える! /
AppleCare+が必要ない人も大勢いる
本記事では、「AppleCare+は必要か?入るべきか?」をテーマに、その必要性について整理してご紹介しました。
「加入しておけば安心」なのは紛れもない事実です。思わぬ修理費用に悩まされることはないですし、無制限に使えるテクニカルサポートも心強いサービスです。人によっては入っておく価値は十分にあります。
しかし、私の結論としては「必要ない人も大勢いる」というものです。特に以下に当てはまる方は、AppleCare+に加入しなくても後悔しにくいでしょう。
上でも書いたように、これまで20台近くiPhoneを購入してきて「AppleCare+に入っておけばよかった」と後悔したことは一度もありません。今後も加入することはないでしょう。
あくまでも一人のiPhoneユーザーの意見ではありますが、AppleCare+に加入するかどうかの判断材料として役立てていただければと思います。
よくある質問
AppleCare+は月払いと年払い、どっちが得?
1年は使うつもりなら年払いです。年払いは月払いの10か月分なので、月払いで1年続けると2,280〜3,480円ほど高くつきます。ただ、初期の負担が軽いのは月払いのほう。短い期間で解約するなら、払った分だけで済みます。
購入後でもAppleCare+に加入できる?
できます。新しいiPhoneの購入時だけでなく、購入後30日以内なら加入できます。設定アプリやApple Storeなどから手続きする流れです。30日を過ぎると加入できなくなるので、迷っている場合は期限に注意してください。
AppleCare+ならバッテリーはいつでも無料で交換できる?
いつでも無料ではありません。無料交換の条件は「バッテリーの最大容量が本来の80%未満まで下がること」です。80%ちょうどでは対象になりません。実際、私が約1年使ったiPhone 16 Proは最大容量98%のままで、2年で80%を切るのはなかなか難しいのが実感です。
盗難・紛失プランはどんなときに使える?
現在のAppleCare+には、盗難・紛失の保証が含まれています。利用できるのは12か月ごとに2回まで、1回あたりのサービス料は税込12,900円。盗難・紛失が起きた時点で「探す」が有効になっていることが条件で、盗まれてからオンにしても保証は受けられません。
AppleCare+とクレジットカードの保険は併用できる?
カードによります。たとえばdカードのケータイ補償は、AppleCare+との併用ができません。クレカ側の保険を主に使うなら、補償額・自己負担・対象期間を確認したうえで、AppleCare+に入らない選択もありです。逆に、より手厚く備えたい場合はAppleCare+を軸に考えるとよいでしょう。