AppleCare+の保証期間(多くは2年)が終わりに近づくと、「2年経過後も延長できるのか」「どうやって手続きするのか」が気になりますよね。
結論から言うと、保証が終わってから45日以内なら、再加入してAppleCare+を延長できます。逆にこの期間を過ぎると延長はできなくなります。まずは自分のデバイスの期限を確認しておきましょう。
ただ、この入り直しが必要になるのは、一括払いで加入していた場合です。月払い・年払いで加入しているなら、解約しない限り保証は自動で更新されます。一括払いは2026年7月の改定で購入画面から選べなくなったので、これから該当するのは改定より前に加入した方だけです。
本記事では、Appleの有料保証「AppleCare+」の延長を検討している方に向けて、以下を解説します。
- 2年経過後にAppleCare+を延長する方法
- 延長できなかった・後から入りたいときの対処
- 延長できる期間と、延長後にかかる料金
- 延長するメリットとデメリット
- AppleCare+の代替となるお得な方法(モバイル保険)
延長したい方も、延長すべきか迷っている方も、判断の材料にしていただける内容となっています。ぜひ参考にしてみてください!
AppleCare+を2年経過後に延長する方法
AppleCare+の保証期間が終わったあとでも、条件を満たせば延長できます。まずは「いつまでに・どうやって」を押さえておきましょう。
延長できる条件と期限(45日ルール)
2年経過後にAppleCare+を延長したい場合は、保証が終わってから45日以内にmysupport.apple.comから再加入します。この期間内に自分のデバイスがAppleCare+の購入対象として表示されれば、新しいプランを購入して保証を延長できます。
ここでいう延長は「一括払いで加入していたプランが終わったあと、新しいプランに入り直す」ケースが中心です。もとの一括払いと同じように、2年分をもう一度まとめて買い直すことはできません。すでに月払い・年払いで加入しているなら、この手続きは必要ありません。
この「45日」は、2024年8月に30日から延びたものです。少し猶予が増えたとはいえ、45日を過ぎるとAppleCare+は購入できなくなります。保証が切れたら早めに手続きするのが安心です。
一括払い・月払い/年払いでの延長の違い
延長後の扱いは、いまの支払い方法によって変わります。
2026年7月の改定で、購入画面で選べる支払い方法は「解約するまで月額料金を支払う」「解約するまで年額料金を支払う」の2つになりました。期間を決めて買い切る形は選べなくなっています。
「一括払い」で購入していた場合は、保証終了後に月払いまたは年払いで延長します。一括払いのまま延長することはできません。月払いと年払いのどちらを選べるかは、mysupport.apple.comで確認できます。

Appleアカウントにサインインすると、紐付いたAppleデバイスが一覧で表示されます。あとは対象のデバイスを選ぶだけ。保証状況を確認でき、同じページから購入や延長にも進めます。
一方、すでに月払いまたは年払いで加入している場合は、解約しない限り保証が継続されるので、延長の手続きそのものが不要です。現在の支払い方法や更新日などは、同じくmysupport.apple.comから確認できます。
なお、延長すると、加入時ではなくその時点のAppleCare+利用規約が適用される点も覚えておきましょう。
AppleCare+は自動で延長される?
ここはよく誤解されるところです。一括払いのプランは、期間が終わっても自動では延長されません。 終わったら、自分で45日以内に入り直す必要があります。
一方、月払い・年払いの定期払いプランは、解約しない限り自動で更新されて続きます。こちらは「自動で延長される」イメージに近いですが、裏を返せばやめたいときは自分で解約手続きをしない限り料金がかかり続けるということ。不要な出費を防ぐためにも、更新のタイミングは把握しておきましょう。
解約は、デバイスの「設定」か、Apple Accountのページにある「サブスクリプション」から手続きします。解約した時点で保証が切れるわけではなく、支払い済みの月または年が終わるまでは保証が残ります。
保証状況・延長手続きの確認方法
延長の前に、まずは自分のデバイスの保証状況を確認しておきましょう。入り口は2つ。
ひとつはオンラインでの確認です。mysupport.apple.comではAppleアカウントに紐付くデバイスが一覧で表示され、ここから購入や延長に進めます。Appleのサポートページから案内されている「保証の確認 – AppleCareと製品保証」でも保証状況を確認できます。
もうひとつはデバイス本体からの確認です。iPhoneやiPadは「設定」>「一般」>「AppleCareと保証」、Macは「システム設定」>「一般」>「AppleCareと保証」とたどります。

ここでは、Appleアカウントに紐付く他のデバイスの保証状況もまとめて確認できます。表示される「限定保証」とは、すべてのAppleデバイスに付帯する1年間の「ハードウェア製品限定保証」のこと。AppleCare+とは別物なので、混同しないようにしましょう。

延長できなかった・後から入りたいときは?
「気づいたら45日を過ぎていた」「そもそもまだ入っていない」というケースもありますよね。延長そのものとは別の話になるので、分けて整理しておきます。
45日を過ぎてしまった場合
残念ながら、保証が終わってから45日を過ぎると、そのデバイスではAppleCare+を購入できなくなります。Appleは保証終了が近いことを基本的に通知しないため、自分で保証の終了日を把握しておくしかありません。
過ぎてしまった場合は、後述の「モバイル保険」のような代替の備えを検討するか、修理が必要になったら都度実費で対応する、という判断になります。
「後から加入」と「2年後の延長」の違い
混同しやすいのですが、「未加入のデバイスに後から入る」のと「保証が切れたあとに延長する」のは別の制度で、期限も異なります。
| 区分 | 対象 | 期限 | 支払い方法 |
|---|---|---|---|
| 新規の後から加入 | まだAppleCare+に入っていないデバイス | 購入時、または購入後30日以内 | 月払い/年払い |
| 保証終了後の延長 | AppleCare+が終了したデバイス | 保証が終わってから45日以内 | 月払い/年払い |
2026年7月時点の内容です。期限は違いますが、支払い方法はどちらも定期払いで、一括払いを選ぶことはできません。
たとえば設定画面で新しいデバイスに「AppleCareプランを追加できます」と表示されるのは、この「後から加入(購入後30日以内)」のこと。2年経過後の延長(45日以内)とは期限が違うので、自分がどちらに当てはまるかを先に確認しておきましょう。
延長画面が出ないときの確認
延長できるはずなのにプランが表示されない、ということもあります。よくある原因は、デバイスがApple Accountに紐付いていない、別のApple Accountで管理している、登録した支払い方法で決済できていない、プランが解約済みになっている、などです。
とくに定期払いでは、登録した支払い方法で決済できないと保証そのものが解約されることがあります。カードの期限切れなどに心当たりがあるなら、解約される前に支払い方法を更新しておきましょう。
また、購入日や保証期限の表示が実際と違っている場合は、初回購入時のレシートで購入日を更新できます。どうしても解決しないときは、シリアル番号や購入時のレシートを手元に用意して、Appleサポートに問い合わせるのが確実です。
何年まで延長できる?延長の料金は?
延長できると分かったら、次に気になるのは「いつまで延長できるのか」「いくらかかるのか」でしょう。
延長できる期間・2回目以降・1年だけ延長
月払い・年払いの定期払いは、解約しない限り自動更新で続きます。そのため、3年目・4年目とそのまま延長されます。ただし「何年まで」という明確な上限は、Appleの公開ページ上では確認できません。「無期限で延長できる」とまでは言い切れない点は覚えておきましょう。
「1年だけ延長したい」という場合は、1年分を固定で買い切る形ではなく、月払い・年払いを必要な期間だけ続けて、不要になったら解約する、という考え方になります。年払いで1年分を支払ってすぐに解約しておけば、支払い済みの1年が終わるまでは保証が残ります。
延長料金の目安
延長後の料金は、デバイスのモデルによって決まります。現行のAppleCare+の加入料金は次のとおりです(2026年7月時点・税込)。
| モデル | 月払い | 年払い |
|---|---|---|
| iPhone 17 Pro Max/17 Pro/Air | 1,740円 | 17,400円 |
| iPhone 17/16 | 1,340円 | 13,400円 |
| iPhone 17e | 1,140円 | 11,400円 |
| iPad(A16)/iPad mini(A17 Pro) | 780円 | 7,800円 |
| 13インチiPad Pro(M5) | 1,580円 | 15,800円 |
| 13インチMacBook Air(M5) | 1,180円 | 11,800円 |
| 16インチMacBook Pro(M5 Pro/M5 Max) | 2,380円 | 23,800円 |
iPhoneとiPadは盗難・紛失に対する保証を含むプラン、Macは盗難・紛失を含まないAppleCare+の料金です。年払いは月払いの10か月分なので、1年以上続けるつもりなら年払いのほうが2か月分安く済みます。
上の金額は、新規加入時にAppleの購入画面へ表示される料金です。延長時の金額はモデルや時期によって変わるので、申し込み前にmysupport.apple.comやAppleCare+の公式ページで自分のデバイスの金額を確かめてから決めましょう。
延長するメリットとデメリット
AppleCare+を延長するか迷われている方のために、延長するメリットとデメリットを整理しておきます。
メリット
大きなメリットは、AppleCare+の延長によって安心を得られることです。Apple製品の修理費用は高額です。修理を諦めなければならないほどの費用になることもありますが、AppleCare+を延長しておけばその心配もありません。
たとえばiPhone 17 Pro Maxの場合、AppleCare+がなければ画面の修理に64,800円、水没などその他の損傷では142,800円かかります(いずれも2026年7月時点)。加入していれば、同じ修理がそれぞれ3,700円と12,900円のサービス料で済みます。差は61,100円と129,900円です。
AppleCare+では、デバイスのバッテリー最大容量が80%未満になったときに「無料のバッテリー交換サービス」を受けられます。未加入なら21,000円かかる交換が0円です(iPhone 17 Pro Max・17 Pro・Air)。2年以内に80%を切るのは現実的に難しいですが、延長することでサービスを受けられる可能性も高くなります。
2年経って買い換えの予定がなく、「壊れても修理して使い続けたい」ということなら、それがAppleCare+を延長する理由になるでしょう。
デメリット
デメリットとしては、金銭的な負担が大きいこと。月払いだと負担を感じにくいですが、iPhone 17 Proなら年払いで17,400円、月払いを1年続ければ20,880円です。
これを安いと感じるか高いと感じるかは、その人の使い方や考え方によるところ。アウトドアやスポーツなどで損傷リスクの大きい場面で使うことが多いなら、延長したほうが結果的に得になることもあるでしょう。逆に「壊れれば新モデルに買い替える」という考えで延長しないのもありです。
買い換えるなら、今使っているAppleデバイスを下取り(Apple Trade In)に出して差額を減らす方法もあります。
ただし、無料のバッテリー交換サービスを受けるために延長するのはおすすめしません。

上は私が約1年使用したiPhone 16 Proのバッテリー最大容量です。充電上限を80%に設定していたこともあり、1年フルに使ったにもかかわらずほとんど劣化していません。現実的に2年以内に80%を切ることは難しいですし、2年経過後に延長しても交換サービスを受けられるのはいつになるか分かりません。
「もう少しで80%を切りそう」ということなら、交換サービス狙いで延長するのもありです。そうでないのなら、延長しても交換サービスを受けられるのは数年先になるかもしれません。
そもそも「AppleCare+に入るべきか」から迷っている場合は、判断基準を別記事にまとめています。
代替には「モバイル保険」がおすすめ
AppleCare+の延長を検討している方には、その代替として「モバイル保険」がおすすめ。その理由はコストパフォーマンスの良さにあります。
モバイル保険とは?
モバイル保険とは、さくら少額短期保険株式会社が提供する保証サービスのことです。月額700円(非課税)で主端末1台・副端末2台の最大3台のデバイスを登録でき、万が一の修理費用に対する保証を受けられます。

補償金額は、主端末が年間15万円まで、副端末は2台合わせて年間4万5,000円まで。ただし主端末と副端末を合計しても、年間の上限は15万円です。iPhoneやiPad、Macなど修理費用が高くなりがちなものは主端末に設定しておくといいでしょう。15万円を超えた部分は補償されない点には注意ですが、それでも15万円が出るのと出ないのとでは安心感はまるで違います。
ただし、修理できずに交換や買い直しになった場合と、盗難にあった場合は、主端末でも37,500円までです。置き忘れなどの紛失は対象外で、この点はAppleCare+の盗難・紛失に対する保証とは違います。
保証やサービスの手厚さで選ぶならAppleCare+で間違いないですが、モバイル保険は「AppleCare+ほどの保証は必要ないけど、万が一のために最低限備えておきたい」という方にぴったりです。
スマホ以外のデバイスもOK
モバイル保険では、Wi-FiやBluetoothなどの「無線通信に対応するデバイス」を登録できます。スマホやタブレット、パソコンだけでなく、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ、ゲーム機、Wi-Fiルーターなど、あらゆるデバイスに対応します。
モバイル保険に登録できるデバイスの条件は次のとおりです。
補償対象端末は以下のものです。
・日本国内で販売されたメーカー純正の無線通信(Wi-Fi、Bluetooth)が可能な端末
・登録時において破損などなく全機能が正常に動作するもの
・登録時において次のいずれかの条件を満たすもの(1)新規取得した日から1年未満
(2)新規取得した日から1年以上であってもメーカーまたは通信キャリアが提供する有償の補償サービスに加入しており、かつ当該サービスにより補償が受けられる状態※当保険の責任開始後は上記有償補償サービスの加入の継続は問いません。引用:モバイル保険
登録時点でAppleCare+のような有償の補償サービスに入っていればいいので、モバイル保険に加入したあとはAppleCare+は解約してしまってOKです。
裏を返せば、購入から1年以上たったデバイスは、AppleCare+などの有償の補償サービスが切れてしまうと登録できません。延長せずにモバイル保険へ乗り換えるつもりなら、AppleCare+が残っているうちに登録しておきましょう。
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よくある質問
AppleCare+は自動で更新される?
支払い方法によって変わります。一括払いのプランは自動では延長されないため、保証終了後45日以内に自分で入り直さなければなりません。月払い・年払いの定期払いは、解約しない限り自動で更新され続けます。
解約したらいつまで保証が続く?
解約した時点では切れません。月払いならその月の終わりまで、年払いならその年の終わりまでは保証が残ります。やめると決めたときに手続きしても、支払った分が無駄になるわけではありません。
何年まで延長できる?
月払い・年払いは解約しない限り自動更新で続くため、3年目・4年目とそのまま延長されます。ただし「何年まで」という明確な上限は公式ページで確認できないので、「無期限」と言い切れるわけではありません。
1年だけ延長できる?
1年分を固定で買い切る形ではありません。月払いや年払いを必要な期間だけ続けて、不要になったら解約する、という形で「結果的に1年だけ」にする使い方になります。
バッテリー交換のためだけに延長する価値はある?
あまりおすすめしません。無料交換の対象は最大容量が80%未満になったときで、2年以内に80%を切ることは現実的に多くありません。延長してもサービスを受けられるのは数年先になる可能性があります。
AppleCare Oneは日本でも使える?
複数のデバイスを1つの契約でまとめられる「AppleCare One」は、2026年7月時点ではAppleの日本語サポートで「米国で利用可能」と案内されており、日本では提供されていません。日本で選べるのはAppleCare+とAppleCare+盗難・紛失プランの2つです。
モバイル保険はAppleCare+の代わりになる?
保証の手厚さで選ぶならAppleCare+ですが、「最低限備えておきたい」ならモバイル保険はコスパのよい代替です。ただし経年劣化によるバッテリーや、年間の補償上限には注意してください。
延長すべき人・代替で十分な人
AppleCare+を2年経過後も延長するなら、保証が終わってから45日以内の再加入が大前提です。まずは自分のデバイスの期限を確認しておきましょう。
とはいえ、入り直しが必要なのは一括払いで加入していた場合です。月払い・年払いなら、そのまま自動で更新されます。
そのうえで、延長するかどうかは使い方で分かれます。
- 延長が向く人
2年経って買い替えの予定がなく、壊れても修理して使い続けたい人。アウトドアやスポーツなど、損傷リスクの高い場面で使うことが多い人。 - 代替(モバイル保険)で十分な人
AppleCare+ほどの手厚さは要らないが、最低限は備えたい人。複数のデバイスをまとめて守りたい人。 - 延長しない選択が向く人
壊れたら新モデルに買い替えるつもりの人。その場合はApple Trade Inで下取りに出すと、買い替えの差額を抑えられます。
バッテリー交換目的だけの延長はおすすめしません。自分が「修理して長く使うタイプ」か「身軽に買い替えるタイプ」かで、延長と代替のどちらが合うかが見えてくるはずです。
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AppleCare+については、以下の記事で入るべきかどうかを解説しています。あわせてチェックしてみてください。