AppleCare+の保証期間(多くは2年)が終わりに近づくと、「2年経過後も延長できるのか」「どうやって手続きするのか」が気になりますよね。
結論から言うと、保証終了日の翌日から45日以内なら、再加入してAppleCare+を延長できます。逆にこの期間を過ぎると延長はできなくなります。まずは自分のデバイスの期限を確認しておきましょう。
本記事では、Appleの有料保証「AppleCare+」の延長を検討している方に向けて、以下を解説します。
- 2年経過後にAppleCare+を延長する方法
- 延長できなかった・後から入りたいときの対処
- 延長するメリットとデメリット
- AppleCare+の代替となるお得な方法(モバイル保険)
延長したい方も、延長すべきか迷っている方も、判断の材料にしていただける内容となっています。ぜひ参考にしてみてください!
AppleCare+を2年経過後に延長する方法
AppleCare+の保証期間が終わったあとでも、条件を満たせば延長できます。まずは「いつまでに・どうやって」を押さえておきましょう。
延長できる条件と期限(45日ルール)
2年経過後にAppleCare+を延長したい場合は、保証終了日の翌日から45日以内にmysupport.apple.comから再加入します。この期間内に対象として表示されれば、新しいAppleCare+を購入して保証を延長できます。
この「45日」は、もともと30日以内でした。2024年8月に、保証終了日の翌日から45日以内へと変更されています。少し猶予が増えたとはいえ、45日を過ぎるとAppleCare+は購入できなくなります。保証が切れたら早めに手続きするのが安心です。
なお、ここでいう延長は「一括払いで加入していたプランが終わったあと、新しいプランに入り直す」ケースが中心です。新しく購入するプランは、月払いまたは年払いの定期払いになります。もとの一括払いと同じように2年分をもう一度一括で買い直す形ではない点に注意してください。
一括払い・月払い/年払いでの延長の違い
延長後の扱いは、いまの支払い方法によって変わります。
「一括払い」で購入していた場合は、保証終了後に月払いまたは年払いで延長します。一括払いのまま延長することはできません。月払いと年払いのどちらを選べるかはAppleデバイスによって異なり、mysupport.apple.comで確認できます。

Appleアカウントにサインインすると、紐付いたAppleデバイスが一覧で表示されます。あとは対象のデバイスを選ぶだけ。保証状況を確認でき、同じページから購入や延長にも進めます。
一方、すでに月払いまたは年払いで加入している場合は、解約しない限り保証が継続されるので、延長の手続きそのものが不要です。現在の支払い方法や更新日などは、同じくmysupport.apple.comから確認できます。
なお、延長すると、その時点のAppleCare+利用規約が条件になる点も覚えておきましょう。
AppleCare+は自動で延長される?
ここはよく誤解されるところです。一括払いのプランは、期間が終わっても自動では延長されません。 終わったら、自分で45日以内に入り直す必要があります。
一方、月払い・年払いの定期払いプランは、解約しない限り自動で更新されて続きます。こちらは「自動で延長される」イメージに近いですが、裏を返せばやめたいときは自分で解約手続きをしない限り料金がかかり続けるということ。不要な出費を防ぐためにも、更新のタイミングは把握しておきましょう。
保証状況・延長手続きの確認方法
延長の前に、まずは自分のデバイスの保証状況を確認しておきましょう。入り口は2つ。
ひとつはmysupport.apple.comで、Appleアカウントに紐付くデバイスが一覧で表示され、ここから購入や延長に進めます。もうひとつはデバイス本体からの確認です。iPhoneやiPadは「設定」>「一般」>「AppleCareと保証」、Macは「システム設定」>「一般」>「AppleCareと保証」とたどります。

ここでは、Appleアカウントに紐付く他のデバイスの保証状況もまとめて確認できます。表示される「限定保証」とは、すべてのAppleデバイスに付帯する1年間の「ハードウェア製品限定保証」のこと。AppleCare+とは別物なので、混同しないようにしましょう。

延長できなかった・後から入りたいときは?
「気づいたら45日を過ぎていた」「そもそもまだ入っていない」というケースもありますよね。延長そのものとは別の話になるので、分けて整理しておきます。
45日を過ぎてしまった場合
残念ながら、保証終了日の翌日から45日を過ぎると、そのデバイスではAppleCare+を購入できなくなります。Appleは保証終了が近いことを基本的に通知しないため、自分で更新時期を把握しておくしかありません。
過ぎてしまった場合は、後述の「モバイル保険」のような代替の備えを検討するか、修理が必要になったら都度実費で対応する、という判断になります。
「後から加入」と「2年後の延長」の違い
混同しやすいのですが、「未加入のデバイスに後から入る」のと「保証が切れたあとに延長する」のは別の制度で、期限も異なります。
| 区分 | 対象 | 期限 |
|---|---|---|
| 新規の後から加入 | まだAppleCare+に入っていないデバイス | 購入時、または購入後30日以内 |
| 保証終了後の延長 | AppleCare+が終了したデバイス | 保証終了日の翌日から45日以内 |
たとえば設定画面で新しいデバイスに「AppleCareプランを追加できます」と表示されるのは、この「後から加入(購入後30日以内)」のこと。2年経過後の延長(45日以内)とは期限が違うので、自分がどちらに当てはまるかを先に確認しておきましょう。
延長画面が出ないときの確認
延長できるはずなのにプランが表示されない、ということもあります。よくある原因は、デバイスがApple Accountに紐付いていない、別のApple Accountで管理している、支払い方法が失敗している、プランが解約済みになっている、などです。
また、購入日や保証期限の表示が実際と違っている場合は、初回購入時のレシートで購入日を更新できます。どうしても解決しないときは、シリアル番号や購入時のレシートを手元に用意して、Appleサポートに問い合わせるのが確実です。
何年まで延長できる?延長の料金は?
延長できると分かったら、次に気になるのは「いつまで延長できるのか」「いくらかかるのか」でしょう。
延長できる期間・2回目以降・1年だけ延長
月払い・年払いの定期払いは、解約しない限り自動更新で続きます。そのため、2回目・3回目(4年目以降)も同じように継続できます。ただし「何年まで」という明確な上限は、Appleの公開ページ上では確認できません。「無期限で延長できる」とまでは言い切れない点は覚えておきましょう。
「1年だけ延長したい」という場合は、1年分を固定で買い切る形ではなく、月払い・年払いを必要な期間だけ続けて、不要になったら解約する、という考え方になります。
延長料金の目安
延長後の料金は、デバイスのモデル次第です。AppleCare+の料金体系は、Macが1年間/3年間、iPhone・iPadが月払い/2年間といった形で公式ページに表示されています。
具体的な金額はモデルや時期によって変わるため、申し込み時にmysupport.apple.comやAppleCare+の公式ページで確認するのが確実です(2026年6月時点)。
延長するメリットとデメリット
AppleCare+を延長するか迷われている方のために、延長するメリットとデメリットを整理しておきます。
メリット
大きなメリットは、AppleCare+の延長によって安心を得られることです。Apple製品の修理費用は高額です。修理を諦めなければならないほどの費用になることもありますが、AppleCare+を延長しておけばその心配もありません。
AppleCare+では、デバイスのバッテリー最大容量が80%未満になったときに「無料のバッテリー交換サービス」を受けられます。2年以内に80%を切るのは現実的に難しいですが、延長することでサービスを受けられる可能性も高くなります。
2年経って買い換えの予定がなく、「壊れても修理して使い続けたい」ということなら、それがAppleCare+を延長する理由になるでしょう。
デメリット
デメリットとしては、金銭的な負担が大きいこと。月払いだと負担を感じにくいですが、年換算するとそれなりの価格になります。
これを安いと感じるか高いと感じるかは、その人の使い方や考え方によるところ。アウトドアやスポーツなどで損傷リスクの大きい場面で使うことが多いなら、延長したほうが結果的に得になることもあるでしょう。逆に「壊れれば新モデルに買い替える」という考えで延長しないのもありです。
買い換えるなら、今使っているAppleデバイスを下取り(Apple Trade In)に出して差額を減らす方法もあります。
ただし、無料のバッテリー交換サービスを受けるために延長するのはおすすめしません。

上は私が約1年使用したiPhone 16 Proのバッテリー最大容量です。充電上限を80%に設定していたこともあり、1年フルに使ったにもかかわらずほとんど劣化していません。現実的に2年以内に80%を切ることは難しいですし、2年経過後に延長しても交換サービスを受けられるのはいつになるか分かりません。
「もう少しで80%を切りそう」ということなら、交換サービス狙いで延長するのもありです。そうでないのなら、延長しても交換サービスを受けられるのは数年先になるかもしれません。
そもそも「AppleCare+に入るべきか」から迷っている場合は、判断基準を別記事にまとめています。
代替には「モバイル保険」がおすすめ
AppleCare+の延長を検討している方には、その代替として「モバイル保険」がおすすめ。その理由はコストパフォーマンスの良さにあります。
モバイル保険とは?
モバイル保険とは、さくら少額短期保険株式会社が提供する保証サービスのことです。月額700円(非課税)で主端末1台・副端末2台の最大3台のデバイスを登録でき、万が一の修理費用に対する保証を受けられます。

補償金額は、主端末が年間10万円まで、副端末は2台合計で年間3万円までとなっています(合計で年間10万円まで)。iPhoneやiPad、Macなど修理費用が高くなりがちなものは主端末に設定しておくといいでしょう。10万円を超えた部分は補償されない点には注意ですが、それでも10万円が出るのと出ないのとでは安心感はまるで違います。
保証やサービスの手厚さで選ぶならAppleCare+で間違いないですが、モバイル保険は「AppleCare+ほどの保証は必要ないけど、万が一のために最低限備えておきたい」という方にぴったりです。
スマホ以外のデバイスもOK
モバイル保険では、Wi-FiやBluetoothなどの「無線通信に対応するデバイス」を登録できます。スマホやタブレット、パソコンだけでなく、ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ、ゲーム機、Wi-Fiルーターなど、あらゆるデバイスに対応します。
モバイル保険に登録できるデバイスの条件は次のとおりです。
- 日本国内で販売されたメーカー純正の無線通信(Wi-Fi、Bluetooth)が可能な端末
- 登録時において破損などなく全機能が正常に動作するもの
- 登録時において、新規取得した日から1年未満であること(1年以上でも、メーカーまたは通信キャリアが提供する有償の補償サービスに加入しており、補償が受けられる状態であればOK)
当保険の責任開始後は、上記の有償補償サービスへの加入を継続する必要はありません(引用:モバイル保険)。
登録時点でメーカーによる保証があればいいので、モバイル保険に加入したあとはAppleCare+は解約してしまってOKです。
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よくある質問
AppleCare+は自動で更新される?
支払い方法によって変わります。一括払いのプランは自動では延長されないため、保証終了後45日以内に自分で入り直さなければなりません。月払い・年払いの定期払いは、解約しない限り自動で更新され続けます。
何年まで延長できる?
月払い・年払いは解約しない限り自動更新で続くため、2回目・3回目(4年目以降)も継続できます。ただし「何年まで」という明確な上限は公式ページで確認できないので、「無期限」と言い切れるわけではありません。
1年だけ延長できる?
1年分を固定で買い切る形ではありません。月払いや年払いを必要な期間だけ続けて、不要になったら解約する、という形で「結果的に1年だけ」にする使い方になります。
バッテリー交換のためだけに延長する価値はある?
あまりおすすめしません。無料交換の対象は最大容量が80%未満になったときで、2年以内に80%を切ることは現実的に多くありません。延長してもサービスを受けられるのは数年先になる可能性があります。
AppleCare Oneは日本でも使える?
2026年6月時点では、AppleCare OneはAppleの日本語サポートで「米国で利用可能」と案内されており、日本では提供されていません。日本ではAppleCare+とAppleCare+盗難・紛失プランが中心です。
モバイル保険はAppleCare+の代わりになる?
保証の手厚さで選ぶならAppleCare+ですが、「最低限備えておきたい」ならモバイル保険はコスパのよい代替です。ただし経年劣化によるバッテリーや、年間の補償上限には注意してください。
まとめ:延長すべき人・代替で十分な人
AppleCare+を2年経過後も延長するなら、保証終了日の翌日から45日以内の再加入が大前提です。まずは自分のデバイスの期限を確認しておきましょう。
そのうえで、延長するかどうかは使い方で分かれます。
- 延長が向く人:2年経って買い替えの予定がなく、壊れても修理して使い続けたい人。アウトドアやスポーツなど、損傷リスクの高い場面で使うことが多い人。
- 代替(モバイル保険)で十分な人:AppleCare+ほどの手厚さは要らないが、最低限は備えたい人。複数のデバイスをまとめて守りたい人。
- 延長しない選択が向く人:壊れたら新モデルに買い替えるつもりの人。その場合はApple Trade Inで下取りに出すと、買い替えの差額を抑えられます。
バッテリー交換目的だけの延長はおすすめしません。自分が「修理して長く使うタイプ」か「身軽に買い替えるタイプ」かで、延長と代替のどちらが合うかが見えてくるはずです。
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