iOS 27でAirPodsにカスタムイコライザが追加。Pro 2やAirPods 4も対応

iOS 27の配信に合わせて、AirPodsシリーズに複数の新機能が追加されました。

追加された機能のひとつが、音質を好みに調整できる「カスタムイコライザ」です。最新のAirPods Pro 3だけでなく、手持ちのAirPods Pro 2やAirPods 4などでも利用できます。

一方で、ジムの有酸素運動マシンと心拍数データを同期する「iPhoneのGymKit」連携のように、AirPods Pro 3でしか使えない機能もあります。手持ちの機種で何ができるのか、モデルごとの違いを整理しました。

幅広いモデルで使えるカスタムイコライザ

AirPodsのカスタムイコライザは、AirPodsの設定から低音域、中音域、高音域の周波数レスポンスを調整できる機能です。

AirPodsのカスタムイコライザ設定画面
iPhoneに接続した状態で(AirPodsの名前)>「オーディオとルーティング」>「イコライザ」

調整したイコライザの設定値はAirPods本体に保存されます。そのため、iPhoneで一度設定しておけば、ほかのペアリング済みデバイスに接続先を切り替えても、好みの音の傾向がそのまま引き継がれます。

対応モデルはAirPods Pro 3、AirPods Pro 2、AirPods 5、AirPods 4、AirPods Max 2です。それ以外のモデル(AirPods Pro第1世代やAirPods第3世代、第2世代、AirPods Max第1世代)は対応していません。

カスタムイコライザを利用するには、AirPodsのファームウェアが最新である必要があります。対応ファームウェアはAirPods Pro 3、AirPods Pro 2、AirPods 4、AirPods Max 2が「9A348」、AirPods 5が「9A350」です。ファームウェアは、AirPodsが充電中で、Wi-Fiに接続されたiPhone、iPad、またはMacのBluetooth通信範囲内にある間に自動的に配信されます。

GymKit連携はPro 3限定

もうひとつの新機能である「iPhoneのGymKit」連携において、AirPodsを使った心拍数データの同期はAirPods Pro 3限定の機能です。

対応するトレッドミルやエリプティカル、室内バイクなどの有酸素運動マシンにiPhoneを接続すると、測定値をリアルタイムで確認できます。このとき、AirPods Pro 3を装着していれば、内蔵された心拍数センサーで計測した心拍数データをマシン側へ同期してワークアウトを記録できます。

AirPods 5やAirPods Max 2は心拍数センサーに非対応ですので、ワークアウトのための心拍数センサーを備えているのはAirPods Pro 3のみです。

「探す」機能の注意点とSiri AIの利用条件

新機能を利用するにあたって、国内では利用できない機能や前提条件がある点にも留意が必要です。

Appleは、Apple Watchの「探す」アプリの「正確な場所を見つける」機能でAirPodsを探せることや、探せる範囲が広がった「正確な場所を見つける」機能を発表しています。

しかし、日本では電波規制により超広帯域無線(UWB)の一部の周波数が利用できないため、これらの機能は日本国内では利用できません。充電ケースに搭載されている超広帯域無線チップの性能も、国内では前世代相当にとどまります。

また、ハンズフリーで呼び出せる「Siri AI」は、過去モデルを含むすべてのAirPodsが対応しています。ただし、利用するにはiPhone 16以降の全モデルまたはiPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro MaxといったApple Intelligence対応端末が必要で、Apple Intelligenceを有効にする必要があります。さらに、提供開始当初は英語のみの対応となっており、日本語のベータ版提供は2026年10月に予定されています。

新しいiOSの登場で、過去モデルを含むAirPodsがさらに便利になりました。特にカスタムイコライザの対応を待っていた、という方は多いかもしれません。まずはAirPodsの設定画面から最新ファームウェアにアップデートされているかを確認してみてください。

Source:Apple

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