セラミックのApple Watch、約6年ぶりに復活か

セラミックのApple Watch、約6年ぶりに復活か

光沢のある白いセラミックを使ったApple Watchが、約6年ぶりに戻ってくるかもしれません。Appleの内部事情に詳しい米BloombergのMark Gurman氏が、8月9日配信のニュースレター「Power On」で、セラミックケースが今年か2027年に復活する見込みだと伝えました。

セラミックは、Appleが過去に2度採用し、2度ラインナップから外した素材です。戻れば3度目の採用になります。

戻る時期は「今年か2027年」

復活の時期は「今年か2027年」とされています。どのモデルで戻るかは、わかっていません。

今回の話は、選べるケース素材がひとつ増えるだけの変更ではないようです。同氏によると、AppleのデザインチームはApple Watchのラインナップ全体を見直す検討を進めており、セラミックの復活はその一部です。

海外メディアの見出しには「Series 12で」「早ければ9月」と踏み込んだものもありますが、いずれも大元の発言として引用されたものではなく、各媒体の予想とみられます。現時点で言えるのは、「セラミックが戻る見込み」というところまでです。

過去に2度採用され、2度消えた

セラミック製Apple Watchの登場は、過去に2度ありました。

初採用は2016年のApple Watch Series 2。最上位モデル「Apple Watch Edition」の素材として光沢のある白いセラミックが使われ、日本価格は125,800円から(当時・税別)でした。Appleはこの素材を「ステンレススチールの4倍以上の硬さ」と説明していました。

翌2017年のSeries 3ではグレイが加わり2色になりましたが、2018年のSeries 4でEditionごと姿を消します。

2019年のSeries 5で、ホワイトセラミックは一度復活します。133,800円から(税別)と、当時のチタニウム(82,800円から)を価格で大きく上回る、最上位のケース素材でした。

しかし翌2020年、Series 6のラインナップから再び外れ、以後は戻っていません。採用をやめた理由の説明は、2度ともありませんでした。

いくらになるのか

Series 5当時、セラミックはチタニウムの約1.6倍の価格でした。現行のSeries 11はアルミニウムが71,800円から、チタニウムが125,800円から。同じ倍率を当てはめると、20万円前後になります。チタニウムとエルメス版「Apple Watch Hermès」(207,800円から)の間の、ちょうど空いた価格帯です。

あくまで過去の倍率からの試算ですが、アルミニウムモデルの倍以上の価格になることは、覚悟しておいたほうがよさそうです。

丸い文字盤や画面なしモデルも検討中

セラミックの復活以外にも、丸い文字盤のモデルや画面のないフィットネス端末、UltraやHermèsより高価なモデル、SEより安いモデルまで、幅広い案が挙がっているとされています。こうした検討の背景には、フィットネスバンドやスマートリングの台頭がある、という見方です。

ただしGurman氏自身、丸い文字盤のApple Watchが実際に出る可能性は低いと付け加えています。こうした構想のうち、出荷が近づいている製品も今はないとのことです。

一方、今年9月に見込まれるSeries 12とUltra 4については、デザインは据え置きで、新チップや健康機能の強化が中心になるという報道が7月末から続いています。見た目が大きく変わるのは、まだ先になりそうです。

参考:Bloomberg(Power On)MacRumors

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