「5,391mAh」
iPhone 18 Pro Maxのものとされるバッテリーの写真が出回り、そこに刻まれていた容量です。現行モデルより容量が約12%増えるという見方が広がっています。
ただ、この「12%増」は中国向けのモデル同士を比べた値です。eSIM専用の日本向けモデルは、これとは別の容量になるとみられます。
どこまで信頼できるか


実はこの5,391mAhという値は初めて出てきたものではなく、7月上旬には、サプライチェーン情報で知られるリーカーのDigital Chat Stationが、中国の規制認証(3C)に申請された容量として同じ値を報告していました。書類上の数値と、写真に刻まれた数値。同じ値が2度出てきたかたちです。
とはいえ、鵜呑みにはできません。写真はWeibo発とされていますが、元の投稿は特定されておらず、すでに公開されていた数字に合わせて作られた可能性も排除できないためです。本当のところは、9月の発表まで確かめようがありません。
日本向けは5,567mAhか
では、日本で買う場合はどうなるのか。カギはSIMの仕様です。
日本で売られているiPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxは、物理SIMカードに対応しないeSIM専用モデルです。そしてiPhone 17シリーズから、eSIM専用版は物理SIM版よりバッテリー容量が大きくなっています。SIMカードスロットの空間が要らなくなるぶん、内部に余裕ができるためとみられます。
iPhone 17 Pro Maxの場合、物理SIM版の4,823mAhに対してeSIM専用版は5,088mAh。いずれも発売後の分解調査で確認されています。
7月に報告された3C申請の内容には、中国向けの5,391mAhとは別に、米国向けの5,567mAhという容量も含まれていました。米国でも、日本と同じくeSIM専用モデルが販売されています。iPhone 18 Pro Maxでも日本がeSIM専用のままなら、日本向けの容量は5,567mAhになる可能性が高そうです。
現行のeSIM専用版5,088mAhと比べると、増加率は約9%。海外で話題の12%より控えめに見えますが、容量そのものは中国向けの5,391mAhを上回ります。
歴代Pro Maxのバッテリー容量の推移
5,567mAhがどれくらいの水準なのか、歴代のPro Maxと並べてみます。
| モデル | バッテリー容量 |
|---|---|
| iPhone 12 Pro Max | 3,687mAh |
| iPhone 13 Pro Max | 4,352mAh |
| iPhone 14 Pro Max | 4,323mAh |
| iPhone 15 Pro Max | 4,422mAh |
| iPhone 16 Pro Max | 4,685mAh |
| iPhone 17 Pro Max | 4,823mAh(物理SIM版) 5,088mAh(eSIM専用版) |
| iPhone 18 Pro Max(今回の情報) | 5,391mAh(中国向け) 5,567mAh(米国向け) |
5,391mAhでも5,567mAhでも、事実ならiPhone史上最大の容量です。現在の最大が17 Pro MaxのeSIM専用版5,088mAhですから、どちらでも記録の更新になります。歴代iPhone全モデルの容量は、バッテリー容量一覧にまとめています。
伸び幅も近年では際立ちます。中国向けモデルどうしで約12%増となれば、二桁の増加はiPhone 13 Pro Max以来5年ぶり。日本向け想定の約9%増も、eSIM専用版の比較では2年連続の大幅な容量増になります。
一方で、同じ3C申請の情報では、iPhone 18 Proの増加は1%未満の見込みです。大きく増えるのはPro Maxだけになりそうです。
ただし、本体が厚さ9mm・重さ240gほどになるという情報も出ています。大容量化の代償とも読めますが、こちらは当たり外れのあるリーカーによるもので、確度は高くありません。
参考:MacRumors・Naver(yeux1122)・Weibo(Digital Chat Station)