iOS 27など主要OSが配信開始。対応機種と更新手順、注意点

iOS 27アップデート画面

Appleは日本時間2026年9月15日、iPhoneやMac向けの最新オペレーティングシステムとなる主要OSの正式版を一斉に配信開始しました。

今回配信されたのは、iOS 27、iPadOS 27、macOS 27 Golden Gate、watchOS 27、tvOS 27、visionOS 27の6種類です。各OSの正式版ビルド番号は以下のとおりです。

OS正式版バージョンビルド番号
iOSiOS 27.024A437
iPadOSiPadOS 27.024A437
macOSmacOS 27.0 Golden Gate26A428
watchOSwatchOS 27.024R364
tvOStvOS 27.024J361
visionOSvisionOS 27.024M362

主要OSの対応機種とアップデート手順

新しいOSへアップデートする前に、不測のトラブルに備えてバックアップを作成しておくことが推奨されています。iPhoneやiPadはiCloudまたはコンピュータでバックアップを行い、Macもバックアップを作成してから更新作業に進みましょう。

各OSの対応機種とアップデート手順は以下のとおりです。

  • iOS 27
    • 対応機種:iPhone 11以降、iPhone SE(第2世代以降)
    • アップデート方法:「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」から「ダウンロードしてインストール」を選択します。端末を電源とWi-Fiに接続して実行します。
  • iPadOS 27
    • 対応機種:iPad Pro 12.9インチ(第4世代以降)、iPad Pro 11インチ(第2世代以降)、iPad Air(第4世代以降)、iPad(第9世代以降)、iPad mini(第6世代以降)
    • アップデート方法:「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」から実行します。
  • macOS 27 Golden Gate
    • 対応機種:Appleシリコンを搭載したMacのみが対象です。MacBook Neo(2026)、MacBook Air(2020以降)、MacBook Pro(2020以降)、iMac(2021以降)、Mac mini(2020以降)、Mac Studio(2022以降)、Mac Pro(2023)に対応しており、Intelプロセッサを搭載したMacはすべて対象外となりました。
    • アップデート方法:画面左上のAppleメニューから「システム設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」を開いてアップデートを実行します。
  • watchOS 27
    • 対応機種:Apple Watch Series 9以降、Apple Watch Ultra 2以降、Apple Watch SE 3が対象です。初代Apple Watch UltraやSeries 8以前、SE(第2世代)は対応機種に含まれていません。
    • 注意点:watchOS 27を利用するには、ペアリングしているiPhoneがiOS 27を搭載したiPhone 11以降またはiPhone SE(第2世代以降)である必要があります。
    • アップデート方法:iOS 27にアップデート済みのiPhoneで「Watch」アプリを開き、「マイウォッチ」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」から更新します。Apple Watch本体がWi-Fiに接続されていれば、Watch上の「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」からも更新できます。いずれの場合もWatchが50パーセント以上充電されており、アップデート完了まで充電器に接続されている必要があります。
  • tvOS 27
    • 対応機種:Apple TV 4K(第2世代)以降
    • アップデート方法:「設定」>「システム」>「ソフトウェアアップデート」>「ソフトウェアの更新」から実行します。
  • visionOS 27
    • 対応機種:Apple Vision Proの全モデル
    • アップデート方法:バックアップを作成後、「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」から「ダウンロードしてインストール」または「今すぐインストール」を選択します。十分なバッテリー残量または電源への接続が必要です。

仕事でMacをお使いの方はご注意を

仕事でMacを使用している方で、使っているアプリや周辺機器の対応が確認できていない場合は、すぐにmacOS 27 Golden Gateへアップグレードせず、当面は様子を見るのが無難です。

OS自体の致命的な不具合が確認されているわけではありませんが、「Egnyte Desktop App」を提供するEgnyteや、ハードウェアとソフトウェアを手がけるメーカーのNative Instrumentsが互換性の確認までアップデートを控えるよう案内しているほか、Media ComposerやPro Toolsなどのソフトを提供するAvidの対応表でも未サポートとされています。

一方で、Audio HijackやSoundSourceなどの音声関連ソフトのメーカーであるRogue Amoebaのように、初日からmacOS 27への対応バージョンを公表しているメーカーもあります。

また、Appleのリリースノートによると、Intelプロセッサ向けアプリを動作させる「Rosetta」はmacOS 27.0へのアップグレード後に自動で復元されず、以前「Rosettaを使用して開く」に設定していたアプリがネイティブで起動する仕様に変更されています。

iOS 26.7やTahoe 26.7も同日配信

Appleは、旧バージョン向けのセキュリティアップデートも同日に配信しています。

今回配信されたのは、iOS 26.7、iPadOS 26.7、macOS Tahoe 26.7、macOS Sequoia 15.8の4種類です。いずれも重要なセキュリティ修正が含まれており、macOS Sequoia 15.8は2018年から2020年に発売されたIntel Macにも提供されています。

iPhoneにおいては、iOS 26.7の対象機種がiPhone 11以降となっており、iOS 27の対象機種と下限が同じです。つまり、iOS 26.7は「iOS 27にアップデートできない古い機種向け」というだけでなく、iOS 27への移行を見送り、iOS 26系でセキュリティ修正を受け取るための選択肢です。

Appleのサポート文書でも、メジャーアップグレードの公開後、移行に時間が必要なユーザーのために以前の主要OSへ一定期間セキュリティアップデートを提供する旨が案内されています。

ソフトウェアアップデート画面ではiOS 26.7が既定のアップデートとして表示され、iOS 27は画面下部に選択肢として提示されるため、iOS 26.7を選べばiOS 26の環境を維持できます。macOS Golden Gateに対応するMacでは、macOS Tahoe 26.7とmacOS Golden Gateの両方が表示されます。

macOSのソフトウェアアップデート画面。macOS Tahoe 26.7が表示されている
macOSのアップデート画面。27を選択せず、26.7を受け取ることもできる。

メジャーアップデート直後はアプリの対応状況が分かれるため、手持ちのデバイスや利用目的に応じて慎重に判断することが大切です。プライベートで新機能を試したい端末は事前にバックアップを取ったうえで更新し、業務で使うアプリや周辺機器の対応が未確認のMacや安定性を最優先したい環境は旧バージョンに留まりつつ、各社の対応状況を待って計画的に移行を進めるとよいでしょう。

Source:Apple

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