Beatsの新型ヘッドフォン「Beats 360」が小売サイトに一時掲載。AirPods Max風デザインで299ドルか

Beatsの未発表ヘッドフォン「Beats 360」の商品ページが、英国のAmazonなど複数の小売サイトに一時掲載されていたことがわかりました。ページはすでに削除されていますが、発見したRedditのユーザーがスクリーンショットを残しており、名称やデザイン、主な機能がまとめて明らかになっています。

Beats 360は耳全体を覆うオーバーイヤー型で、AirPods Max風のメッシュ素材が特徴です。Beatsのヘッドフォンとしては初めて耐汗・耐水に対応するようで、米国価格は299ドルからと予想されています。

海外の報道は、macOS Tahoe 26.7のコードから見つかっていたBeatsのコードネーム「B518」が、このBeats 360を指すとみています。

デザインはAirPods Max風、耐汗・耐水はBeats初か

商品ページを見つけたのは、海外の掲示板RedditのBeatsコミュニティに集まるユーザーたちです。英国のAmazonを含む複数のサイトに「Beats 360」の名前でページが現れ、まもなく削除されました。

デザインは現行のBeats Studio Proとは別物です。丸みのある形状で、イヤーカップとヘッドバンドにはAirPods Maxを思わせるメッシュ素材が使われています。

クッションはイヤーカップ側もヘッドバンド側も交換でき、標準の「Performance Knit」に加えて別売りの「UltraPlush」が用意されるとのこと。

商品説明には、Beatsのオーバーイヤー型では初めてとなる耐汗・耐水性能が記載されていました。等級は、汗や水しぶきに耐えるIPX4です。また、アクティブノイズキャンセリングの性能はBeats Studio Pro比で最大1.75倍とされ、空間オーディオやヘッドトラッキングへの対応も挙げられています。

さらに、本体は折りたたんで平らにできる構造で、裂けに強いリップストップ素材のケースが付属します。一方、USB-Cの充電ケーブルと電源アダプタは別売りです。バッテリーの持ちは「ノイズキャンセリングをオンにしても一日中」という説明にとどまり、具体的な再生時間はわかりません。

カラーはPink、Black、Sky、Cloudの4色が確認されています。交換用クッションにはVoltとNavyの2色もありますが、この2色が本体にも用意されるのかは不明です。

Beats 360の存在をうかがわせる情報は、これまでにも出ていました。5月には米FCC(連邦通信委員会)が公開した書類から、丸みを帯びたヘッドフォンの存在が報じられています。

未発表とみられるピンクのBeatsヘッドフォンを首にかけたLamine Yamal選手
Lamine Yamal選手(Instagramより)

7月には、ワールドカップに出場したサッカースペイン代表のLamine Yamal選手が、未発表とみられるBeatsを身に着けた写真をInstagramに投稿していました。写真の実機はピンクで、イヤーカップにBeatsのロゴが見えます。

バッグに掛けられた未発表とみられるBeatsヘッドフォン。クリーム系とピンク系の2台が写る
Lamine Yamal選手(Instagramより)

別の写真にはクリーム系の1台も写っており、複数のカラーが用意されることをうかがわせる内容でした。今回の小売ページにあったPinkを含むカラー展開とも重なります。

価格は299ドルから?

299ドルという価格は、ページの価格表示として報じられたものではなく、海外の報道が見込みとして伝えている数字です。出どころは示されていません。

仮に299ドルであれば、Beats Studio Proの発売時の米国価格(349.99ドル)より安い設定です。Beats 360の日本価格の手がかりはまだありません。なお、日本のApple公式サイトでは8月20日時点で、Beats Studio Proが54,800円、AirPods Max 2が89,800円で販売されています。

AirPods Max 2を含むAirPodsシリーズの現在の価格は、AirPodsを安く買う方法の記事にまとめています。比較の参考にしてみてください。

日本で発売されるかどうかの手がかりは、過去のBeats製品にあります。Powerbeats Pro 2は日米同日の発売でした。Beats Solo 4は米国発売の約2週間後、スピーカーのBeats Pillは約6週間後に日本で発売されています。

近年のBeats新製品はいずれも日本にも投入されており、Beats 360だけ見送られる可能性は低そうです。ただ、日本発売までの間隔は製品ごとに幅があります。

発売時期を伝える情報は今のところなく、海外の報道は、小売サイトにページが掲載された以上、発売は近いとの見方を示しています。一方で、9月のAppleイベントで発表が見込まれる製品を海外メディアがまとめた一覧に、Beatsの名前は挙がっていません。

なお、macOS 26.7のコードにはもう1つのBeatsコードネーム「B522」も残っており、こちらが何を指すのかはまだわかっていません。

参考:MacRumorsReddit

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