Appleが日本時間9月10日午前2時に開く特別イベントを前に、社内で「iPhone Ultra」と呼ばれているという折りたたみiPhoneについて、専用の新しいApple Pencilが試作されていたという話が出てきました。
Appleの未発表製品に関する情報で多くの実績があるBloombergのMark Gurman氏は、8月30日配信のニュースレター「Power On」で、Appleが折りたたみiPhone向けの新しいApple Pencilを社内で試作してテストし、発売まで検討したことは疑いないと伝えています。ただ、来月、折りたたみiPhoneを出すときにこのApple Pencilも一緒に出すとは考えにくい、というのが同氏の見立て。
現行のApple Pencilが対応するのはiPadだけで、iPhoneは対応していません。折りたたみiPhoneでは、専用のPencilを用意することをAppleが社内で試していた、というのが今回の内容です。
側面に磁力で吸着するApple Pencil
テストされたApple Pencilは、本体の側面に磁力で吸着し、そこで保管と充電を兼ねる設計です。この仕組みは現行のApple Pencilと同じ。iPad用より短めで、長さはiPhone Ultraの高さに合わせたものだといいます。

繊細な折りたたみ画面に跡が残りかねない
Gurman氏が難点として挙げているのは2つ。1つは、折りたたみディスプレイの繊細さゆえに、スタイラスのような入力機器がその繊細な画面に見苦しい跡を残しかねないこと。もう1つは、折りたたみを開いた状態でApple Pencilを使わないとき、その置き場所に困ることです。
同氏はこの話をXでも短く投稿しています。
投稿の締めは「Who wants a stylus?! Yuck.(スタイラスなんて誰が欲しがる? うえっ)」。2007年の初代iPhone発表でSteve Jobs氏が言った「Nobody wants a stylus(スタイラスなんて誰も欲しがらない)」を受けたもので、Gurman氏はニュースレターでも、Appleがこの立場を捨てるなら驚くと書いています。
Source:Bloomberg、X(Mark Gurman氏)