iOS 27.2ベータで判明した変更・新機能一覧。Siri AIの日本語対応や開発中の盗難対策も

iOS 27のロゴ

Appleが日本時間2026年9月22日、開発者向けにiOS 27.2 beta 2を配信しました。ビルド番号は「24B5089g」です。

iOS 27.2のベータでは、Siri AIの日本語対応や普段使うアプリの変更に加えて、ひったくりを検知してiPhoneをロックする未公開機能のコードも見つかっています。

beta 1からbeta 2までに判明した主な変更を、確認された段階や、利用できる言語・地域の条件とともに整理したいと思います。

Siri AIと普段使うアプリの変更

iOS 27.2 beta 1では、Siri AIの対応言語に日本語、フランス語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語が加わりました。AppleはSiri AIの日本語対応を2026年10月に予定しており、それに先立ってベータで対応したかたちです。

Siriの設定も変更され、Siriの対象から除外するアプリを一度に複数選べるようになっています。

このほか、beta 1では以下のアプリにも変更が加わりました。

アプリ主な変更内容・条件
電話Apple Intelligenceの「通話のコンテクスト」に記念日通知を追加連絡先に記念日を登録した相手へ、当日に発信すると表示
Apple TV AppiPhoneでもプロファイルの切り替えに対応プロファイルごとに名前・視聴年齢・子ども用かどうかを設定可能
ポッドキャストエピソード表示を変更次に再生するエピソードの表示から、新着エピソードの表示へ
ミュージックアプリ内の一部の差し色を変更ライブラリの再生・シャッフルボタンや各項目のアイコンが赤から黒に
時計アラーム表示を変更午前・午後を示す文字が時刻より小さくなった

コードから見つかった開発中の機能

beta 2のコードでは、iPhoneが手からひったくられたことを検知して、自動的にロックする機能の詳細が見つかりました。

ひったくりに合致する急な加速や、ペアリング済みのApple Watchとの接続喪失などを盗難の可能性の判定に使う、という記述があります。ただし、beta 2には利用者向けの設定がなく、実際にロックする動作も無効になっています。Appleはこの機能を正式発表しておらず、提供時期も示されていません。

beta 1の時点では、以下の開発中の機能も見つかっています。

機能内容確認された段階条件・見方
Apple Musicの発売カウントダウン発売予定アルバムへのカウントダウン表示beta 1で開発用の切り替え設定の背後に発見通常は無効
ショートカットの対応拡大説明からカスタムの機能拡張を作る「ショートカットを説明」で、Apple製に加えて他社製アプリの操作も選択可能にbeta 1で開発用の切り替え設定を追加通常は無効
後継アプリへのデータ移行既存アプリのデータと対応する設定を指定された後継アプリへ移し、旧アプリを削除beta 1のコードで確認Apple関連を扱うニュースサイト9to5Macは、同じ開発者が自分のアプリを置き換える場合に限られるとみている
CarPlay Ultraのテーマ次世代のCarPlay向けに、車内画面の壁紙・計器の表示スタイル・色を変更beta 1で説明文を発見。コードからは、対応車の車内照明をテーマの色に合わせることも読み取れる2026年9月21日時点で、CarPlay Ultraの対応車は英国の高級スポーツカーメーカー、アストンマーティンに限定

初期化時の消去機能にも変更があります。beta 1のコードで見つかった「Overwrite Storage」は、beta 2で「Extended Erase」に改名されました。beta 2の説明文では、使っていない領域も含めてストレージのすべての内容を、あらかじめ決められたパターンに置き換えて消去する機能と説明されています。

言語・地域が限られる変更

ヘルスケアやApple News、アプリの追跡許可にも変更がありますが、利用できる言語や地域に条件があります。

機能・アプリ主な変更確認された段階・提供予定利用条件
ヘルスケア日々の健康情報の要約と長期の健康データの分析beta 1で刷新版を試用可能。iOS 27.2正式版には含まれず、2026年内の別の時期に提供予定Apple Intelligence対応iPhoneとアメリカ英語の端末言語設定が必要。一部機能にはペアリングしたApple Watchも必要
Apple News新しいウェルカム画面を追加beta 2で確認このニュースサービスの提供対象に日本は含まれない
アプリの追跡許可より詳しい確認画面と年1回の再確認に対応beta 2のリリースノートに記載EUの利用者向け。フランス・ドイツ・イタリア・ポーランド・ルーマニアでは、この確認画面が必須

ここで紹介した変更はベータ段階のもので、すべてがiOS 27.2正式版で使えると決まったわけではありません。

Source:Apple、9to5Mac

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