今年9月に発表されると噂されているiPhone 18シリーズをめぐっては、部材となるメモリ価格の高騰を受けて、値上げの観測が続いています。
そうしたなか、新たに「新型・既存を問わず、すべてのiPhoneが100ドル値上げされる」との情報が投稿されました。日本の販売価格にも関わる話ですが、値上げ幅の予想はいまも100ドルから300ドルまで大きく割れています。
投稿したのは、スマートフォン情報を発信しているYogesh Brar氏です。8月11日にXへ「9月8日までに新しい価格が適用される。新型か既存かを問わず、すべてのiPhoneが100ドル値上げされる」と書き込みました。値上げの理由や情報の入手元、対象とする国には触れていません。
一方で、値上げされるという見方自体は、これまでの予想でも共通しています。米BloombergのMark Gurman記者は100〜200ドルの値上げを見込んでいると伝えられ、iPhone 18 Proの価格が1,299〜1,399ドルに引き上げられるとの報道も。Appleのサプライチェーン予測で知られるアナリストのJeff Pu氏は250〜300ドルの値上げを予想しています。
ただ、これらの予想は主に上位のProモデルに対するものでした。今回の投稿は、すでに販売されているモデルも含めた全機種を対象にしています。この投稿の内容が現実になるのであれば、iPhone 17やiPhone 17e、iPhone Airをこれから買う人にも影響します。
日本では「約18,000円の値上げ」になるのか
米国の価格には販売時の税が含まれていません。日本の税込価格から消費税分を除いて比べると、Appleが現行モデルの日本価格に使っているレートは1ドル=161〜163円です。このレートが新しい価格にもそのまま使われるとすれば、100ドルの値上げは税込でおよそ18,000円の上乗せに相当します。
ただ、米国の値上げ幅がそのまま日本価格に反映されるとは限りません。昨年9月に発売されたiPhone 17シリーズでは、iPhone 17 Proの米国価格が前モデルより100ドル上がったのに対し、日本の値上げ幅は20,000円でした。一方のiPhone 17 Pro Maxは、米国では据え置きだったのに、日本では5,000円上がっています。
iPhone 17 Proは999ドル→1,099ドル、159,800円→179,800円(最小ストレージ容量も128GBから256GBへ倍増)。iPhone 17 Pro Maxは1,199ドルのまま、189,800円→194,800円。
さらに日本では、7月18日にiPhone全モデルが値上げされたばかり。この改定から2か月もたたないうちに、米国の値上げ分が反映された前例はありません。Appleは円安の局面でも、日本価格を比較的抑えてきた印象もあります。
iPhoneの値上げをめぐっては、8月上旬にも「8月10日に値上げされる」との噂が流れ、実際には外れました。日付まで具体的だった点は、今回の投稿とも重なります。話半分に聞きつつ、9月の発表を待つのがよさそうです。