来年の投入が噂されている次期MacBook Neo 2(仮称)は、搭載チップが現行のA18 ProからA19 Proに変わり、あわせてメモリが増量されるようです。海外メディアでは「8GBから12GBに増える」という具体的な数字も広まっています。
現行のMacBook Neoは、iPhone 16 Pro世代のA18 Proチップと8GBのメモリを搭載した13インチのMacで、価格は119,800円から。いま販売されているMacでメモリが8GBのモデルは、このNeoだけです。
ただ、この「12GB」という数字を直接伝えた情報源は見当たりません。12GBは、チップの仕様から逆算された推定値です。
4月の噂で語られたのはチップと時期だけ
噂を遡ると、大元はAppleのサプライチェーン取材で知られる元Bloomberg記者のTim Culpan氏が今年4月に伝えた情報です。Appleは来年、A19 Proを搭載した新しいMacBook Neoを投入する計画だという内容で、語られているのはチップと時期。メモリの容量には触れていません。
A19 ProはiPhone 17 Proに搭載されているチップで、そのメモリは12GB。チップが同じならメモリも12GBになるはず、という推定で海外メディアが報じたのが「12GB」という数字です。
前提となるiPhone 17 Proの12GBという値自体は、分解調査などで確認されています。考え方として筋は通っているものの、Appleの計画やサプライチェーンの情報として出てきた数字ではありません。
メモリ増量はBloombergが報じている
一方で、増量そのものには裏づけとなる報道があります。米BloombergのMark Gurman記者は7月、AppleがA19 Proを搭載し、メモリを増やしたMacBook Neoの新モデルを社内でテストしていると伝えました。新色も追加される見通しとのことです。A19 Proの搭載はCulpan氏の情報とも重なりますが、メモリの増量に触れたのはこの報道だけです。ただ、ここでも容量の数字は挙げられていません。
Macのメモリをめぐっては、Appleが2024年10月にMacBook AirやiMac、Mac miniなど主要モデルの標準を16GB以上へ引き上げ、8GBのMacはいったん姿を消しました。8GBのNeoはその後、2026年3月に加わったモデルです。
この増量をmacOS 27のAI機能と結びつける見方もあります。ただし、Appleが性能の高いAIモデルを端末上で動かす条件として示しているのは「M3以降と12GB以上のユニファイドメモリを搭載したMacモデル」で、A系チップのMacは含まれていません。メモリが増えれば最上位のAIモデルまで使えるようになる、とまでは言えない状況です。
iPhoneでも、次の標準モデルはメモリが12GBに増えるという情報を先日お伝えしました。こちらも確定ではありませんが、Appleの製品では12GBという容量が一つの区切りになりつつあります。
発売の時期は「来年」とだけ伝えられており、何月ごろになるのか、価格がいくらになるのかはこれからです。
筆者もMacBook Neoを使っていますが、Webブラウジングや文章を書くような軽い用途では、8GBで足りています。個人的によく使うLightroom Classicも動いてくれています。ただし、重めのアプリを5個、6個と立ち上げていくと、もっさりと感じることもあります。

メモリはあればあるほどいいので、急がないなら次のモデルを待つ手もあります。登場は早くても来年とみられ、まだ先の話です。軽い作業が中心で、現行モデルで用途が足りているなら、いま選んでも困る場面は少ないはずです。
参考:9to5Mac・MacRumors・Bloomberg・Culpium