Apple Intelligenceの利用枠はiCloud+の上位プランで拡大へ。iOS 27ベータで確認

Apple Intelligenceの利用枠はiCloud+の上位プランで拡大へ。iOS 27ベータで確認

iOS 27 beta 5のホームアプリから、iCloud+の上位プランへの変更を促す新しい画面が見つかりました。発見したのはApple関連の話題を発信するStephen Robles氏で、海外メディアの記者も自身のベータ環境で同じ画面を確認しています。

画面の案内は「Apple Intelligenceをより多く使うために、iCloud+プランをアップグレード」というもの。プランごとに、ホームカメラの映像をAIで要約できる台数もあわせて表示されています。

あくまでもベータ版の表示で、正式版までに変わる可能性はありますが、Apple Intelligenceの利用枠と料金プランを結びつけた具体的な表示が確認されたのは今回が初めてです。

AIの利用枠拡大は6月に予告済み

Appleは6月8日のプレスリリースで、画像生成を含む一部のApple Intelligence機能について、サーバ上のモデルを使うため1日あたりの利用制限があり、「iCloud+のほとんどのプランでより多くのアクセスが可能」になると説明していました。iOS 27では、無料でも使えるものの、たくさん使うには上位のプランが必要になる見込みです。

ティム・クックCEOも7月30日の決算説明会で、AIにかかる計算コストについて「完全な計画があるとは言いたくない」と断っています。そのうえで、利用の多い人向けに、iCloud+の上位プランを購入してもらう「何らかのアップグレードの選択肢」を用意する考えを示しました。

対象は2TB以上のプランから?

macOS 27のベータ版リリースノートには、ホームアプリの新しいAI機能(カメラ映像の説明生成や過去の映像の検索など)が2TB以上のプランで使えるとの記載があると報じられています。一方で、Appleが6月のプレスリリースで使った表現は「ほとんどのプラン」で、どのプランから対象になるのかははっきりしません。

日本のiCloud+の料金は以下の5段階です。

プラン月額
50GB180円
200GB540円
2TB1,800円
6TB5,500円
12TB11,000円

価格は2026年8月13日時点のものです。

2TB以上という線が正式版でも維持されるなら、日本では月額1,800円の2TBプラン以上が対象です。Googleはすでに2TBのストレージとAI機能をセットにしたプランを月額1,450円で提供しており、ストレージとAIの利用枠をまとめて売るのはAppleが初めてではありません。

現在のiCloud+では、ホームカメラの録画機能「HomeKitセキュアビデオ」で録画できる台数は50GBが1台、200GBが最大5台、2TB以上は無制限です。しかしbeta 5の画面では、2TBプランの表示が「5台」になっています。

無制限からの縮小なのか、AI要約の対象台数が録画の台数とは別に決まるのか、Appleの説明はまだありません。どのプランで何台になるのかが判明するのもこれからです。

カメラの台数のほかにも、画像生成などにかかる「1日あたりの利用制限」が具体的に何回になるのかは公表されていません。こうした数字は、iOS 27の正式版が出るまでには示されるとの見方が出ています。配信は例年9月で、今年も9月のAppleイベントの前後になる見込みです。

なお、新しいSiri(Siri AI)は年内にまず英語でベータ版として提供される予定で、日本語対応の時期は発表待ちです。プラン別の上限とあわせて、日本語でいつから使えるのかも今後の注目点です。

参考:9to5MacMacRumorsStephen Robles(X)

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