米国のAppleサポート、電話をかけると一部で生成AIの音声が応答するように

米国のAppleサポート、電話をかけると一部で生成AIの音声が応答するように

米国のAppleサポートの電話窓口で、生成AIによる音声のアシスタントが応答するようになっています。

米メディアのMacRumorsが8月26日に伝えたところによると、米国から1-800-APL-CARE(1-800-275-2273)にかけると、生成AIの音声を使ったサポートアシスタントが応答する可能性が高いとのこと。すべての通話がAIになるとは限らないようですが、人間のアドバイザーにつながる前に、まずAIが出るというわけです。

アシスタントは質問に答えるだけでなく、Apple製品のトラブルシューティングを行い、手順を段階的に案内してくれます。答えられない質問だったときや、「人と話したい」と頼んだときは、人間のアドバイザーに転送してもらえるようです。

チャットでは2025年から提供されている

生成AIのサポートアシスタントは、Appleサポートアプリのチャットでは2025年から提供されています。

2025年7月、同メディアがアプリのコード内から「Support Assistant」の名称を見つけ、同年8月には一部のユーザーで実際に提供されていることが確認されました。2026年2月の更新ではタブの表記が「Chat」から「Ask」に変わり、「Early Preview」の表記が外れて、診断の実行にも対応したとのこと。それでも、全ユーザーにはまだ提供されていません。

電話の音声アシスタントのほうは、2026年の早い時期に稼働を始めたと同メディアはみています。

日本の窓口は?

日本のAppleサポート(国内から0120-277-535)でAIが応答するかどうかは、Appleの日本語ページや日本語の情報からは確認できませんでした。筆者が8月27日にかけてみたところ、対応時間外で、応答したのは従来の自動音声による録音の案内。生成AIの対話型アシスタントではありませんでした。対応時間内に何が応答するかは、まだ確かめられていません。

なお、Appleの「サポートアシスタント利用規約」は、2026年3月より有効の現行版で「オンライン、アプリ内、電話経由を含むがこれらに限定されない」あらゆる形態に適用されるとあり、日本語版も同じ内容です。ただ、国や地域ごとの提供状況には触れておらず、日本語版があるから日本でも稼働している、というものでもありません。

現時点の日本の窓口がまだ従来どおりの応答だとしても、いずれは日本でも、AIでの対応に切り替わっていくと思われます。

参考:MacRumors

目次