2018年MacBook Airなど3機種がオブソリート入り。修理サポートが終了

Appleは米国時間8月31日、「保証期限の切れたApple製品の修理サービスを受ける」ページを更新し、MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018)、MacBook Pro (13-inch, 2018, 4 TBT3)、MacBook Pro (13-inch, 2017, 2 TBT3) の3機種をビンテージ製品からオブソリート製品に移しました。機種名の「4 TBT3」「2 TBT3」は、Thunderbolt 3ポートが4つか2つかを表しています。

MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018)の3色。2018年10月の発表時にAppleが公開した製品写真
MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018)

3機種がビンテージ製品に追加されたのは2024年9月23日。それから約1年11か月でオブソリート製品に追加されました。

今回の更新で動いたのはこの3機種だけで、iPhoneやiPad、Macデスクトップなどは変更されていません。なお、前回の8月13日の更新では、iPhone Xと15インチMacBook Pro(2018)がオブソリート製品になっています

オブソリート製品になると何が終わる?

Appleは、販売店への供給を停止した日から5年以上7年未満の製品をビンテージ製品、7年以上が経過した製品をオブソリート製品と区分しています。

Appleサポートページ「オブソリート製品について」の説明。定義(供給停止から7年以上)と、Macノートブックのバッテリー修理だけ最長10年の但し書き
出典:Apple

オブソリート製品になると、Appleはハードウェアの修理サービスを提供せず、サービスプロバイダも部品を発注できなくなります。Appleの公式窓口での修理はここで終わりです。

ただしバッテリーの修理は例外で、Macノートブックに限り、部品の在庫状況にもよりますが、販売店に最後に供給された日から最長10年間は受けられる場合があります。今回の3機種も、バッテリーの修理だけは受けられる可能性が残ります。

ただ、この期間をどこから数えるかは発売日ではなく「Appleが販売店への供給を停止した日」です。その日付はサポートページにも各機種の技術仕様にも載っておらず、厳密には逆算できません。

目安になるのは後継機が出た時期で、2018年の13インチMacBook Proは2019年5月21日、2018年のMacBook Airと2017年の13インチMacBook Proは2019年7月9日に、それぞれ次のモデルに置き換わっています。販売終了をこのころとみれば、7年後の2026年半ばが今回のオブソリート入りとほぼ重なり、バッテリー修理の10年も2029年の半ばごろまでが目安になります。

修理が終わってもOSの更新は別

修理サポートの区分と、OSのセキュリティアップデートは別軸で動きます。

機種発表最終対応OSOS本体の直近の版
MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018)2018年10月30日macOS Sonoma14.8.9(2026年8月6日)
MacBook Pro (13-inch, 2018, 4 TBT3)2018年7月12日macOS Sequoia15.7.9(2026年8月6日)
MacBook Pro (13-inch, 2017, 2 TBT3)2017年6月5日macOS Ventura13.7.8(2025年8月20日)

2018年の2機種が対応するmacOS SonomaとSequoiaには、セキュリティアップデートが続いています。OS本体の直近の版はSonoma 14.8.9とSequoia 15.7.9で、いずれも8月6日に配信され、そのあと8月18日には両OS向けのSafari 26.6.1が出ています。

一方、2017年モデルのmacOS Venturaは、2025年8月20日の13.7.8を最後に、セキュリティアップデートが1年以上配信されていません。Appleがサポート終了を告知したわけではありませんが、セキュリティリリースの一覧を見る限り、それ以降のアップデートは出ていない状態です。

なお、同じ2017年の13インチでもTouch Barを搭載した4ポートのMacBook Pro (13-inch, 2017, 4 TBT3) は今回より前からオブソリート製品で、今回はTouch Barなしの2ポートモデルがそこに加わりました。

Intel Macは今秋のmacOS 27で対象外に

現行のmacOS Tahoe 26は、Intelプロセッサを搭載したMacに完全対応する最後のmacOSです。Tahoe 26の対応機種に含まれるIntel Macは4機種で、ノート型はこのうち2機種。今秋公開予定のmacOS 27の対応機種に、Intel Macは1機種も含まれません。

Appleは2026年6月に公開した文書で、Intel Mac向けのソフトウェアセキュリティアップデートを公開時点から3年間は継続し、RosettaもmacOS 27までは引き続き使えるとしています。

ソフトの側にも同じ動きがあり、Parallels Desktop 27はApple silicon搭載Macでしか動かず、Intel MacではParallels Desktop 26を使い続けることになります。Parallelsはこの変更について、Appleのロードマップに従ったもので、Parallelsが独自に決めたことではないと説明しています。

3機種のうち2018年のMacBook Airと13インチMacBook Proは、Appleの修理が終わった今もセキュリティアップデートが届いていますが、2017年の13インチMacBook Proは修理が終わり、OSのセキュリティアップデートも1年以上出ていません。

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