今回ご紹介するのは、UGREENの新型モバイルバッテリー「UGREEN Nexode Wavy 10000mAh モバイルバッテリー 45W」です。燃えにくい難燃バッテリーと、ストラップにもなる内蔵USB-Cケーブルが特徴の、2026年7月に登場したばかりの新製品です。
モバイルバッテリーを選ぶとき、私が何よりも重視しているのが「安心して使えるか」という点です。気温が上がるこれからの季節はバッテリーの発熱がどうしても気になりますし、発火のニュースもよく目にしますよね。
本製品は燃えにくいバッテリーを採用したうえで、本体の温度やバッテリーの状態をディスプレイで確認できる、「安全」を一番の売りにした1台です。
厚さ約18mmの薄型ボディで、ケーブルを持ち歩かなくていい身軽さも魅力。「安全性を重視してモバイルバッテリーを選びたい」という方は、ぜひ参考にしてみてください!
👍 おすすめポイント
- 燃えにくい難燃設計、5項目の安全試験をクリア
- 温度やバッテリー健康度まで確認できるディスプレイ
- ストラップにもなる内蔵USB-Cケーブル
- 最大45W出力でiPhone 17の急速充電に対応
- 厚さ約18mmの薄型でバッグへの収まりが良い
👎 気をつけたい点
- 複数ポート同時使用時は合計15Wに制限される
- パススルー充電は5V固定で遅め
- 内蔵USB-Cケーブルは約17.5cmと短め
- 10,000mAhクラスとしては価格が高め
製品の仕様

UGREEN Nexode Wavy 10000mAh モバイルバッテリー 45Wの主な仕様は以下のとおりです。
| 製品名 | UGREEN Nexode Wavy 10000mAh モバイルバッテリー 45W |
|---|---|
| バッテリー容量 | 10,000mAh(39.1Wh) |
| ポート構成 | USB-C × 1 USB-A × 1 内蔵USB-Cケーブル × 1 |
| USB-C/内蔵ケーブル出力 | 最大45W |
| USB-A出力 | 最大22.5W |
| 合計出力 | 最大15W(複数ポート使用時) |
| 入力 | 最大36W(USB-Cポート/内蔵ケーブル) |
| 本体充電時間 | 約2.5時間(公称) |
| 特徴・機能 | 難燃技術「Dymondcell」採用のATL製バッテリーセル TFTディスプレイ(残量/温度/バッテリー健康度/故障記録など) 低電流モード パススルー充電(5V) |
| サイズ | 約109 × 69 × 18mm |
| 重量 | 約211g |
| カラー | シルバーグレー、ブラック |
| パッケージ内容 | 本体、取扱説明書 |
| メーカー保証 | 24か月 |
| 価格(税込) | 6,380円(2026年7月時点) |
バッテリー容量は10,000mAh(39.1Wh)。UGREENの試験値では、iPhone 17 Proを約1.6回フル充電できるとされています。10000mAhクラスのモバイルバッテリーは、日常使いにちょうどいい定番ですね。
単ポートなら最大45Wの出力に対応し、スマホの急速充電からiPad、MacBook Airの「ちょい足し充電」までカバーできます。
同梱物は本体と取扱説明書のみとシンプル。充電ケーブルは本体に内蔵されているので、別途用意するのは、本体を充電するためのUSB-C充電器だけです。

製品の外観とサイズ
続いては、外観とサイズを写真中心にご紹介していきます。

カラーは「シルバーグレー」と「ブラック」の2色展開で、私は「シルバーグレー」を購入しました。前面の波形パターンが目を引くデザインで、質感もかなり良いです。個人的にはとても気に入っていて、愛着を持って使い続けられそうですね。

前面上部にはTFTディスプレイを搭載。バッテリー残量だけでなく、温度やバッテリーの健康度まで表示できます(詳しくは後述します)。

背面には仕様と各種マークが記載されています。容量表記は39.1Whなので、飛行機内への持ち込み(ワット時定格量160Whまで)も問題ありません。なお、2026年4月24日からのルールで、機内でモバイルバッテリーから機器を充電することは禁止されているのでご注意ください。


ポート類は本体上部に集約されています。USB-CポートとUSB-Aポート、そして内蔵USB-Cケーブルの3系統で、最大3台を同時に接続できます。

側面のボタンを押すとディスプレイが点灯し、表示を切り替えられます。


本体サイズは約109 × 69 × 18mm。なんといっても、厚さ約18mmの薄さが本製品の持ち味です。

薄型だからバッグへの収まりが良いのもポイント。バッグの隙間やポケットにすっと入ってくれます。

重量は実測で211.25gでした。10,000mAhクラスとしては標準的な重さで、毎日持ち歩く用途でも気になりません。
「燃えにくい」が目に見える安心感
さて、ここからは本製品のポイントである「安全」の話です。
バッテリーには、UGREENが「Dymondcell」と呼ぶ難燃技術を採用したATL製セルが使われています。UGREENによると、釘刺し・圧壊・熱暴走・リチウム析出・過充電の5項目の安全試験をクリアしているとのこと。夏場はカバンの中でバッテリーが熱を持ちやすいだけに、燃えにくい設計は心強いです。
もちろん、「燃えにくい」は「燃えない」という意味ではありません。真夏の車内に置きっぱなしにしない、強い衝撃を与えない──このあたりの扱い方は、普通のモバイルバッテリーと何も変わりません。
そして本製品が面白いのは、その安全性を「目で確かめられる」ことです。


ディスプレイにはバッテリーの温度がリアルタイムで表示されるほか、バッテリーヘルス(最大容量)や充放電サイクル回数まで確認できます。異常が起きたときには警告と故障記録を表示する機能もあり、「いまどういう状態なのか」が見えるのは安心感が違いますね。
サイクル寿命は、UGREENの社内試験で800回の充放電後も健康度80%以上を維持するとされています。あくまで試験室での数値ですが、ヘタり具合を健康度表示で確かめながら長く使えるのは、他のモバイルバッテリーにはあまりない魅力です。
モバイルバッテリーは毎日カバンに入れて持ち歩くものだからこそ、安心して使えることが何よりも重要だと私は思っています。本製品は、まさにその一点に応えてくれる1台です。
ストラップにもなる内蔵USB-Cケーブル
本体には編み込みタイプのUSB-Cケーブルが内蔵されています。使わないときは先端のコネクタを本体上部に引っかけて固定でき、この状態ではループ状のストラップとして機能します。

本体とケーブルが一体なので、「バッテリーはあるのにケーブルを忘れた」というあるあるとは無縁です。持ち物からUSB-Cケーブルが1本消えるだけで、外出の身支度はぐっと楽になります。

ケーブルの長さは実測で約17.5cm。正直短めで、充電の仕方によっては窮屈に感じるかもしれません。それでも、ケーブルの持ち運びが不要になるメリットの方が大きいというのが私の感想です。
なお、この内蔵ケーブルは出力だけでなく入力にも対応します。本体への充電もこのケーブル1本でOKです。

iPhone 17の急速充電もMacBook Airの「ちょい足し」も
充電性能を見ていきましょう。USB-Cポート・内蔵ケーブルとも、単体では最大45Wの出力に対応します。

iPhone 17を充電してみると、実測で約27Wが安定して出ていました。使用状況によって瞬間的に30〜40Wが出る、という感じです。iPhone 17シリーズの高速充電には40W以上の電源が必要で(約20分で最大50%)、本製品の45W出力はこの条件を満たします。

USB充電チェッカーによる実測では、USB PDの固定出力が5V/9V/12V/15V(各3A)と20V(2.25A)の最大45W、PPSは3.6〜11V/3A(最大33W相当)でした。Xiaomiの独自急速充電(33W)にも対応しているようです。

45W出力なので、MacBook Airの充電にも使えます。実測では約44Wが出ていました。ただし、バッテリー容量を考えると、MacBookをメインに充電する用途はおすすめしません。移動中にバッテリー残量を少し戻しておく「ちょい足し」用と考えるのが現実的です。

本体への入力は最大36Wに対応します。実測では約35Wで充電できていました。フル充電までの目安は約2.5時間です。
気になるポイントは?
実際に使っていて気になった点も、率直にお伝えします。
まず、複数ポートを同時に使うと、合計最大15W(5V/3A)に制限されます。

2台、3台と同時に繋ぐと、単ポート時の45Wから出力が大きく下がります。「スマホとイヤホンを一緒に充電しておく」くらいなら実用的ですが、2台同時の急速充電には向きません。
次に、パススルー充電(本体を充電しながらデバイスへ給電)には対応しているものの、入力・出力とも5Vに切り替わります。

実際に試すと、入力が約13W・出力が約8Wでした。急速充電にはならないので、時間があるときの「ながら充電」用ですね。急いでいるときは、本体かデバイスのどちらか一方に絞って充電した方が効率的です。
内蔵ケーブルの短さも、人によっては気になるところでしょう。約17.5cmという長さは、取り回しに余裕があるとは言えません。手元で充電する分には困りませんが、長めのケーブルに慣れている方は注意してください。
最後に価格です。通常価格は7,980円(税込)と、10,000mAhクラスのモバイルバッテリーとしては高めの部類です。ただ、45Wの充電性能に多機能なディスプレイ、そして強化された安全設計を考えると、決して高すぎるとは感じません。私はプライムデーセールのタイミングで6,380円(税込)で購入できました。セール時を狙えば、より手が届きやすくなります。
レビューまとめ
UGREEN Nexode Wavy 10000mAhは、「安心を持ち歩ける」薄型モバイルバッテリーです。燃えにくい難燃設計に加えて、温度やバッテリー健康度をいつでも確認できるディスプレイを備え、安全性を重視する方にぴったりの1台に仕上がっています。
複数台の同時充電が合計15Wに制限される点や、内蔵ケーブルの短さといった弱点はあるものの、スマホ+αを1台ずつ充電する使い方なら実用上の問題はありません。薄型でバッグに収まりやすく、ケーブルを持たずにさっと出かけられる。日常の相棒にちょうどいいモバイルバッテリーです。
「毎日持ち歩くものだから、安全性を最優先にしたい」という方は、ぜひチェックしてみてください!
こちらもチェック!
巻取り式ケーブルで長さを調整したい方や2台同時充電を重視する方には、「Anker Nano Power Bank(10000mAh、45W、巻取り式USB-Cケーブル)」という選択肢もあります。

同じ10000mAh、45Wクラスのライバル機なので、合わせて検討してみてください。
また、以下の記事でiPhone向けにおすすめのモバイルバッテリーをご紹介しています。こちらもぜひチェックしてみてください。